EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

子どもの気持ち

2006-06-26 08:52:05 | 日常
私はスポーツが好きだ。だけどオリンピックやワールドカップは嫌いだ。なぜかというと、日頃その選手のために何もしていないのに、大会になると「にっぽん」を背負わせて応援するからだ。子どもが道場での将棋の勝敗を気にするときに、「だっておとうさんが…おかあさんが…」と言うのは、本音なんだと思う。親が思っている以上に、子どもは親のためにも勝ちたいと思っているような気がする。EMIとTABOがどうしたらそういう親の呪縛にとりつかれないですむのか、将棋大会に出るようになってから、私はいつもそればかり考えてきた。親のために将棋をしないでほしい。間違っても、私が喜ぶから勝ちたいなどと考えないほしい。だから道場にいる間と家で将棋をしているときは、私は親子関係を断ち切って将棋仲間として接しているつもりだ。道場では他の子もうちの子は私から等距離においているから、全員を同じように応援している。大会は将棋の場だから、親としてではなく将棋仲間として会場にいる。だからみんなを応援している。それはたぶん道場の子どもたちはわかってくれていると思う。EMIとTABOが私の顔色を見て将棋を指すようになったら終わりだ。そしてそれは私の責任だ。ここを考えていくと究極には「子どもになぜ将棋をさせるのか」というテーマがあるんだろう。
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6 コメント

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はじめまして~ (えむか)
2006-06-26 10:02:56
ヤマドルママさま、はじめまして!日記いつも興味深く拝読させていただいています。子どもは将棋が好きで、教室に通わせていただいていますが、調子の良いときはいいのですが、勝負で負けてしまった時、子どもにどう言葉をかけてよいかわからなくなります。私も心の中では、落ち込んでしまったりして・・・。「子どもになぜ将棋をさせるのか」というテーマは、私の頭の中にいつもあり、日々模索中です。

長くなってしまってすみません。読んでいただいて、ありがとうございました。



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素適な言葉 (えむか)
2006-06-26 10:14:08
「大会は私のものではなく、子どもたちのものだ」のお言葉、いいなと思いました。そうですね、将棋はわたしのものではなく、子どもたちのものなんですよね。すてきな一言です。
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ひやひやなんです~ (ヤマドルママ)
2006-06-26 19:56:24
書き込みありがとうございます。親について書くときは実はひやひやなんです~。だって「親が子どもを応援して何が悪い」と言われれば返す言葉がないような…。私自身、自分をいましめるために書いているようなことも多いです。親はどうしても欲が出ちゃいますから~。TABOたちが勝っても私が偉くなるわけじゃない、といつも自分に言い聞かせてます。
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そうですね。 (テツ母)
2006-06-26 21:52:23
親は自分の子どもを応援するのはあたりまえだけど、人の子も応援しなければ自分の子も強くなれないような気がします。

だって、将棋ってひとりではできないですもの。

えむかさん、はじめまして。

負けたとき子どもにどう声をかけるか・・・・ですが、ムスコ、テツいわく「負けたときはなにも言って貰いたくない。なぐさめられるとさらにミジメな気持ちになる」とのことです。

 親は余計な叱咤激励をしがちですが(私はよくやりました(汗))、負けても勝っても平常心でいたほうがよさそうです。
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ありがとうございました^^ (えむか)
2006-06-26 22:50:48
ヤマドルママさま、書き込みをするときには、ドキドキしてしまいましたが、勇気を出して本当に、よかったです。また、ちょくちょくおじゃまするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします^^



テツ母さま

はじめまして!お声をかけてくださって、ありがとうございました。「勝っても負けても平常心」ですね。自分も、共に成長していけるように、いろいろトライしてみたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします^^
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負けたときは (ヤマドルママ)
2006-06-27 07:48:55
テツ母さん、えむかさん、ありがとうございます。

EMIが親から言われて一番頭にくるのは「惜しかったね」だと言ってました。「何も言ってほしくない」そうです。だけど道場の先生に「惜しかったね」と言われるのはうれしいようです。TABOは一週間くらい経ってから「あの対局の敗着は?」と聞くと冷静に答えてくれます。しかし直後は「もう何も言わないでよー」です。
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