きのう大会が終わりほっとした。昨年準優勝だったので、今年こそはと本人は思っていたと思う。一生懸命に指している様子が目に浮かび、胸のつまる思いだった。ただ、客観的に見て、昨年の順位は運が大きかった。どんなリーグ、トーナメントの組み方でも上に上がっていく力がないと、優勝はできない。だから今回の結果は順当。むしろ運で上位をとってしまわなくてよかった。本人のためにならない。出場女子で四段以上クラスの子たちは、EMIが始めた小5の頃にすでにアマ三段以上である。思えば、三股道場で玉一枚から教えたもらったのが5年前。出だしが遅い分、勉強量でカバーしてよくここまでがんばってきたと思う。だけど夢をかなえるにはまだまだ足りない。大会前のプレッシャーや大会後の状態も踏まえて、本当に将棋を職業として選んでいけるのか、もう1度考えてほしいと思う。がんばりは認めるけど、現実は厳しいので。
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