公民

きのうは集団下校に先生たちも付き添って、物々しい帰宅状況だったようだ。犯人が捕まったという知らせもなく、きょうは普通に登校。中学も高校も実力テストの真っ最中で、事件の話よりテストの方が重要そうな生徒さんたちだった。公民がさっぱりわからない、という生徒たちを預かって教えたが、「今の与党は？」と聞くと「小沢さん」と答えた。再度同じ質問をしたら「衆議院？」などというので、最初から全部講義のし直し。公民は小６の三学期でするのだが、教科書を見ても政治に興味を持たないようにという配慮がされているとしか思えないくらいつまらない。政治音痴の子が増えているのは、本人のせいだけではないだろう。一番おもしろくて、これから生きていく上で身近な分野なのに。怖いのは義務教育がこれで終わることで、このあいまいな知識を今後修正したり増加させたりする機会が、ないかもしれない。家庭の分野でもある。時事は家庭に入ってくるのだから。きのう早く帰宅したTABOはEMIを待って道場へ。宿題も少なく、楽しい将棋の一日だったようだ。