EMIとTABOの将棋世界

映画と海外ドラマの3行日誌。ネタバレしてません(たぶん)。ときどき辛口で失礼します。

数学と将棋

2007-11-14 16:00:40 | 日常
受験生は志望を決める二者面談が始まっており、たいがい「もっとがんばれ」と言われて帰ってくる。今年の受験生はのんびりしていて、まだ全然実感がなく、どうかすると小学生の方が鉛筆を走らせている。やる気のない子たちに言葉かけをするのは、非常にマイナスのエネルギーを使うので疲れる。数学の文章問題を前にして、読む前から「わからない、先生読んで」などと中3が言うのだ。文章問題に取り掛かるときはまず全体のイメージを持って、解く計画をおおざっぱでいいから立ててみるとよい。目の前にある数字をどうこう操作しようとしても答えはでてこない。そういうところからも、学校で将棋の対局や詰将棋などを取り入れるといいのに、といつも思う。ただコマを動かしているだけでは勝てないから、対局前に、または途中に、やはりイメージを持って臨むのがよい。うちの子たちに文章問題の応用を解説するのはかなり簡単である。なぜかというと脳の中に解き方の道ができているからだ。まずイメージ、これでかなり早く正確に文章問題を正解することができる。
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