自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

マルバフジバカマ・・・

2014-10-31 21:36:00 | お散歩
マルバフジバカマ[丸葉藤袴](キク科)

林縁の道端でマルバフジバカマの花と出会いました。
以前、近くの林で何度か見ていますが、この道端で見たのは初めてです。
耐陰性があるために林の中でも繁殖が可能ということですが、以前見た花も陽の届きにくい林の中で観察しました。
マルバフジバカマは、明治初期に箱根で定着が確認された外来植物です。今では、北海道から近畿地方まで広く分布しているそうです。
この辺りでも確実に生息範囲を広げているようです。

2009年の花

10月中旬 横浜市内にて

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セキヤノアキチョウジ・・・

2014-10-30 21:19:00 | お散歩
セキヤノアキチョウジ[関屋の秋丁子](シソ科)
関東・中部地方の山地の木陰などに生える多年草。葉は対生し、長楕円形で先は尖り、縁には鋸歯があります。

9~10月、茎先や葉腋に総状花序をだし、細長い青紫色の唇形花を多数つけます。花柄は10~25mmと長く、萼片が細く尖ります。
先日載せたヤマハッカとは同属ですが、花の感じが違いますね。
多摩NTの住人さんの所で、この花を知ったのですが、私も何時か見たいと思っていたのです。
いつも読むタウン誌で、偶然この花が近くに林で咲いていることを知り、探しに行ってきたのです。
1回で運良く出会えて良かったです。

ヤマハッカの花

10月中旬 横浜市内にて

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祭り前・・・ゲンノショウコ

2014-10-29 21:42:00 | お散歩
ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)

川原の土手の草むらでは、ゲンノショウコの花も見られました。
ここでは赤花が目立っています。
花期は終わりかけているようで、果実の姿が目立ちました。
このあと果皮が下から上へ向けクルンと裂けて、中から種子が弾け飛びます。
その後の姿を御神輿の飾りに見立てて、神輿草と言う別名もあるゲンノショウコ。
その姿を見るには、少し早かったようです。。。

2013年のゲンノショウコ

10月中旬 横浜市内にて

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水辺の花・・・シャクチリソバ

2014-10-28 21:20:00 | お散歩
シャクチリソバ[赤地利蕎麦](タデ科)

川沿いの道を歩いていると、水辺でシャクチリソバが花を咲かせていました。
ここは数年前に整備された遊水地のような所です。
私がいつもシャクチリソバを観察している川とは別の水系ですが、ここで見たのは初めてです。
たくさん花を咲かせて、たくさんの実を付けて、川の流れに沿って生息範囲を確実に広げているようです。
以前にも載せましたが、シャクチリソバは薬用として導入され、栽培されたものが逃げ出したと言われています。
蕎麦としてはあまり美味しくないようですが、若葉は食用とされるそうです。これも一度味見をしてみたいと思っています。

2011年の花

10月中旬 横浜市内にて

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豊作・・・ハリギリ

2014-10-25 21:32:00 | お散歩
ハリギリ[針桐](ウコギ科)
林縁を歩いていると、たくさんの実を付けた大きなハリギリに出会いました。
まだ緑色の未熟な実ですが、この後黒く熟し、冬の初め頃までその姿を見ることができます。
実が熟すとともに、葉が黄葉していき、殆ど葉が落ちた後にもその実は残ります。鳥たちにとっては貴重な冬の食料なのでしょう。
春先の若芽は山菜として食することもありますが、このハリギリは大きすぎて若芽には手が届きそうにありません。
手頃な若芽を見つけて、来春は味見をしてみたいです。

2010年の実

10月中旬 横浜市内にて

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