自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

小さな世界・・・3

2019-12-21 22:04:00 | お散歩


2年前の6月に出会った、スギの切り株に生えた実生の小さなスギ達を久しぶりに見ました。
すると昨年まではあまり目立たなかった、スギではないもの(おそらくサワラでしょうか)が目立ち始めていました。
今まで気付きませんでしたが、昨年の写真を見直すと確かにこの葉の様子も写っていました。
この切り株の小さな世界で、どの株が生き残るのでしょう。
その様子を今後も見守りたいと思います。

20118年の様子

12月上旬 横浜市内にて

14年前の今日、このブログを始めました。毎年少しずつですが、新たな出会いのあることが嬉しいです。
小さな積み重ねをこれからも続けていきたいと思います。

気付かぬうちにアクセス数が110,000を超えていました。
昨年9月に100,000アクセスを超えましたが、1年以上かけて10,000アクセスを積み上げました。
本当に小さな積み重ねを続けています。
今後とも宜しくお願い致します。
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咲かずとも・・・

2019-12-18 21:39:00 | お散歩
スミレ[菫](スミレ科)
道路の縁石と歩道の隙間から生えたスミレに出会いました。
よく見ると10m位にわたって転々とスミレが生えていました。
開裂し、種子を弾き飛ばした後の果皮の姿も見られましたが、蕾のようなものもたくさん確認できます。
この季節にスミレの花が開花することはあまりないでしょう。これが閉鎖花なのですかね。
閉鎖花は、蕾の状態で自家受粉することをいうそうです。
花を咲かせることなく、種子を作り繁殖する。効率の良い方法なのですかね。
植物の逞しさを改めて感じました。

12月上旬 横浜市内にて

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歪な出会い・・・

2019-12-15 21:01:00 | お散歩
サネカズラ[実葛](マツブサ科)
今年も花を見る機会がなかったサネカズラ。せめて実だけでも観察できないかと探しに行ってきました。
一昨年観察した場所には、今年はサネカズラが見当たらず、暫く林の中を歩いたのです。
この林ではサネカズラは珍しくありませんが、花や実を付けた姿はなかなか見ることができません。
やっと出会った実は、赤く色付いていましたが形が少し歪でした。
花の姿は10年前に見たきりです。来年はその姿を観察したいですね。

2017年の実

12月上旬 横浜市内にて

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赤く色付く・・・

2019-12-13 21:56:00 | お散歩
サルトリイバラ[猿捕り茨](サルトリイバラ科)
林縁の土手を眺めていたら、サルトリイバラの赤い実と出会うことができました。
今年はこの実を見る事は諦めかけていたので、これまた嬉しい出会いです。
4月に花を観察した所とは別の場所ですが、4年前にもここで赤い実を観察しています。
たくさん連なっている姿は、周囲の草が枯れるまで茂みに隠れて目立たなかったものと思われます。
このあと鳥たちのご馳走になるのか、確認してみたいですね。

4月の花

12月上旬 横浜市内にて

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色褪せて・・・

2019-12-12 22:19:00 | お散歩
トキリマメ[吐切豆](マメ科)
先日、ノササゲのお豆の様子を載せましたが、近所の林ではこのトキリマメの方が出会う機会が多いのです。
ノササゲの紫色に対して、トキリマメの果皮は真っ赤に色付きます。
その色付いた様子は、林の中でも人期は目立つ存在でしょう。
前年ながら今年もその鮮やかな赤色を見る機会がありませんでしたが、果皮が弾けて種子が顔を覗かせた様子は、暫くの間楽しむことができるでしょうね。
この色褪せてきた果皮が、冬の訪れを感じさせます。

赤く色付いている様子

12月上旬 横浜市内にて

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