自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

赤い実・・・ヒヨドリジョウゴ

2007-10-31 23:36:00 | お散歩
ヒヨドリジョウゴ[鵯上戸](ナス科)
本邦各地の野原や丘陵、人里などに生えるつる性またはややつる性の多年草。葉は互生し卵形ですが、下部の葉は深裂するなど変異が多いです。この葉はアサガオのようですね。
8~9月に小さい花を多数つけます。花冠は5深裂し、開花すると後ろにそり返ります。赤く熟した液果をヒヨドリが好んで食べるためこの名がついたそうですが、ヒヨドリって一般的に赤い実が好きなんですよね・・・・・
道端の生垣に生えていたのですが、この株以外は根元を切られているらしく、ほとんど枯れていました。今度はもうちょっと、赤い実が多くついているところを撮ってみたいです。
花も確認しないといけませんね。。。。。

10月下旬 横浜市内にて 
夏から秋に果実を含む全草を採り、酢漬けにして帯状疱疹に用いるそうです。
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ひっつき虫・・・コメナモミ

2007-10-30 21:12:00 | お散歩
コメナモミ[小豨薟](キク科)
山野の荒れ地や道端などに生える1年草。茎は帯褐紫色で葉とともに短い伏毛が生えます。9~10月、枝先に目立たない舌状花と先が5裂する筒状花からなる、小さな黄色い頭花をまばらにつけます。
葉は対生し、卵形~卵状三角形。
葉柄には翼があります。
メナモミによく似ますが、本種の方が全体的に小さく、伏毛も少ないので区別できるそうです。
総苞片の表面には、腺毛が密生していますが、これでくっついていくみたいです。
くっつき方もいろいろですね・・・・・

10月下旬 横浜市内にて 
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役立ちます・・・クコ

2007-10-29 16:32:00 | お散歩
クコ[枸杞](ナス科)
日本各地に生える落葉低木。
葉は柔らかく長楕円~楕円形で、先はやや鈍いかとがります。夏に紅紫色の花をつけますが、秋に赤い果実を実らせます。境川の堤防沿いでもよく見かけますが、これは田んぼ際の土手に生えていました。まだ、いくつか花も咲かせています。
実を乾燥させたものを「枸杞子」、根の皮を乾燥させたものを「地骨皮(ジコッピ)」、葉を乾燥させたものを「枸杞葉」として古くから民間薬に用いてきました。
枸杞子は、中華料理でも使いますが、実はそのまま食べても美味しいです。ひと昔前までは、健康食品としてよく取り上げられていたと思います。
疲労回復に使ってみてはいかがですか・・・・・

10月下旬 横浜市内にて 

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食べないで・・・ヨウシュヤマゴボウ

2007-10-28 16:08:00 | お散歩
ヨウシュヤマゴボウ[洋種山牛蒡]
(ヤマゴボウ科)

7月頃花を咲かせていたヨウシュヤマゴボウの実も黒く熟したようです。
この実には毒は無いそうですが、根や全草は有毒なので口にしない方が良いそうです。
子供の頃、なんとなく「ブドウの仲間かな」なんて思っていましたが、食べないで正解でした。
市販されている「ヤマゴボウ漬け」と間違えて、誤食してしまう例があるそうですが、食用とするのは、キク科のモリアザミの根の漬物です。
まったく別の植物なので本種の根は絶対に食べないで下さい。
植物の名前って、本当に紛らわしいですね・・・・・
10月下旬 横浜市内にて 
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中にはゴマが・・・カラスノゴマ

2007-10-27 22:09:00 | お散歩
カラスノゴマ[烏の胡麻](シナノキ科)

先月、黄色い花を咲かせていましたが、実りを迎えたようです。
長さ3cmほどのこのさく果の中に、名の由来となった「ゴマ」のような種子が入っています。
あとは、種子を弾き飛ばすだけです。
役割を終えつつあるカラスノゴマ・・・お疲れ様でした。
10月下旬 横浜市内にて 
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