うちの花・・・

我家のムスカリも、花を咲かせ始めました。
去年、久しぶりにきれいな花を咲かせてくれたのですが、今年は花の咲くのが少し早いようです。
去年よりも花の数が多いようで、これからどれだけ咲いてくれるかとても楽しみです。

最近、散策に出掛ける時間がありません。
これから賑やかな季節になるというのに、とても残念です・・・・・

去年のムスカリ

３月下旬　横浜市内にて　

どこから来たのか・・・

去年の暮れに植えたパンジーの花が、春を迎えてまた咲き始めようとしています。
その葉の上に、今年も現れたこの幼虫―ツマグロヒョウモンの幼虫だそうです。
この幼虫で５匹目くらいでしょうか。どこに隠れていたのか分かりませんが、毎日のように退治しています。この株の隣に植えてある黄色花の蕾まで齧られて、放っておくと大変なことになります。
家の周りには、春になると何故かスミレが生えてきます。何年か前に、どんな花が咲くのだろうと思って引き抜かずに残しておいたら、この幼虫に葉を齧られて、すっかり丸坊主になってしまったことがあります。
ツマグロヒョウモンは、元々南方系の蝶ですが、幼虫はスミレ類を食草とします。パンジーやビオラなど園芸用の植物と共にその生息域を広げたそうです。
蝶が舞う姿も素敵ですが、野に咲くスミレたちが食べつくされないことを祈ります・・・・・

ツマグロヒョウモンの成虫

３月下旬　横浜市内にて　

道端で咲く・・・ムラサキケマン

ムラサキケマン[紫華鬘]（ケシ科）
道端の草を眺めていると、一株だけ花を咲かせたムラサキケマンがありました。
この時はまだ、草丈は高くありませんが、この後花がたくさん咲くにつれて、背も伸びてくるでしょう。
以前にも載せましたが、有毒植物だそうです。雑草と呼びたくないような、きれいな花を咲かせますが、注意しないといけないのですね。
いつもは花には気付くのですが、実をつけたところを見た記憶があまりありません。
今年は花後の観察もしてみたいと思っています。

2007年の花　2008年のムラサキケマンとシロヤブケマン

３月中旬　横浜市内にて　

こんな蕾も・・・ツルカノコソウ

ツルカノコソウ［蔓鹿子草］（オミナエシ科）
去年初めて出会ったツルカノコソウ。こんな蕾をつけていました。
今は、草丈も低く、地面より少し高い程度です。ブロッコリーのような蕾の塊をつけている姿からは、花を咲かせている時の姿が想像できません。
花を咲かせている時は、もっと茎が高いのですが、葉の姿からツルカノコソウと分かりました。
この草に出会う時は、何故かいつも強い風が吹いています。
去年は今ひとつはっきりしない姿しか撮れませんでした。
今年はもう少しうまく花の姿が撮れるといいのですが・・・・・

2008年の花期の姿　2008年の果期の姿

３月中旬　横浜市内にて　

こんな花も咲いて・・・スズメノヤリ

スズメノヤリ[雀の槍]（イグサ科）
草地や丘陵に生える多年草。根生葉は線形～広線形で、縁には長い白毛があります。
４～５月、茎先に赤褐色の頭状花序をつけます。細長く、茶色い糸のようなものが雌しべです。
スズメノヤリは、先に雌しべが成熟し、後から雄しべが目立つようになる雌性先熟だそうです。
この花は、雌しべの成熟が終わり、ちょうど雄しべが目立つ頃のようですね。
以前にも載せましたが、この頭状花の様子が、大名行列の先頭で振り歩かれる毛槍に似ているからこの名がついたそうです。面白い発想ですね・・・・・

３月中旬　横浜市内にて