自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

トゲトゲの・・・

2018-02-27 21:25:00 | お散歩
ハリギリ[針桐](ウコギ科)
林縁の道端には、こんなトゲトゲの木もありました。
まだ若いハリギリです。
茎の先にある冬芽は、昨日載せたムラサキシキブの冬芽と違って芽鱗に包まれています。
こう少し膨らんでくると、山菜として楽しめるようにもなります。
とは言っても、まだ試したことはないのですが、いつか山菜としてハリギリを楽しんでみたいです。

2014年の様子

2月上旬 町田市内にて

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冬の姿も・・・

2018-02-26 21:59:00 | お散歩
ムラサキシキブ[紫式部](シソ科)
花が咲き始めて、春を感じさせてくれる植物も出てきましたが、まだ冬の装いの植物たちもいます。
これはムラサキシキブの冬芽です。
葉の展開をし終えるとすぐに裸芽である冬芽をつくり、頂芽が目立つそうです。これも頂芽ですね。
下の方には葉痕も見られます。

ヤブムラサキ[藪紫](シソ科)
こちらはヤブムラサキの冬芽です。2年前、高尾山でも観察しましたが、ピントの合っていない写真しか撮れず、その時は記事にできませんでした。
今回はピントは合っているようです。
ムラサキシキブと同じく、裸芽ですが、枝まで星状毛が密生していて雰囲気が違います。
葉が展開している様子や花の咲く様子、実の生っている姿も一度見てみたいです。
近所では見られないので、遠征が必要です。

2月上旬 町田市内にて

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名残惜しく・・・

2018-02-24 19:51:00 | お散歩
トキリマメ[吐切豆](マメ科)
林の中では、トキリマメの姿が見られました。
色褪せた果皮が、名残惜しそうについています。
黒い種子も落ち始めていて、まだ頑張って2個付いているものもありますが、辛うじて1個残っている姿が多かったです。
まあ、役割としては、いつまでも果皮に残っていてもだめなのでしょうが。
春が近づいて、そろそろこの姿も見られなくなる頃ですね。

11月の姿

2月上旬 町田市内にて

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羽根の玉・・・

2018-02-23 23:33:00 | お散歩
ムクロジ[無患子](ムクロジ科)
散策路の土の上に、こんな実が落ちていました。
ムクロジの実のようです。果皮を向いて中の種子を出そうと思い、ひとつ拾ってやってみました。

ところが、辺りを見まわすと果皮の剥がれた黒い種子だけの姿も見られます。
果皮を剥くのを途中でやめましたが、果皮を剥いた指は、暫くの間ベトベト感が取れませんでした。
この黒い種子が、羽子板の羽根の玉として使われていることは、よく知られていることでしょうか。
果皮の方にはサポニンが含まれており、昔は石鹸の代用としたり、シャボン玉遊びにも使われたそうです。
このサポニンには溶血作用があり、間違って食すと胃腸障害や下痢を起こすことがあるので注意が必要です。

2016年の花

2月上旬 町田市内にて


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梅の花、咲く・・・

2018-02-21 21:26:00 | お散歩
ウメ[梅](バラ科)
散策路の脇には、梅の花も咲いていました。
この花が咲くとやはり春を感じます。
まだ蕾の数の方が多かったですが、これからが花の本番でしょう。
毎年見ている3代目のウメも咲き始めているようです。

2017年の花

2月上旬 町田市内にて

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