自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

大量発生・・・

2019-05-31 21:53:00 | お散歩
ヤセウツボ[痩靫](ハマウツボ科)
斜面に広がる草むらで、この花がたくさん咲いていました。
ここはもう何年も行っている所です、この花を見たのは初めてです。

一つ一つの花を見ると綺麗だと思います。
この花は両性花で、果実は風雨や動物、人間などによって伝播されるそうです。
1937年に千葉県で移入が確認されてから、今では本州、四国でほぼ見られるようになりました。
要注意外来生物にも指定されています。

マメ科、セリ科、キク科などの植物に寄生して繁殖します。当然寄生された植物は、生長を抑制されてしまいます。
この写真ではちょっとわかりにくいのですが、このヤセウツボはタンポポの根元から生えていたので、タンポポに寄生しているのでしょう。
画面下中央から右に向かうタンポポの葉がわかるでしょうか。
これ以上増えないことを願います。
今日で5月も終わりです。梅雨の季節が近づいてきましたね。

5月中旬 横浜市内にて

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二人ならずも・・・

2019-05-29 22:05:00 | お散歩
フタリシズカ[二人静](センリョウ科)
久しぶりにこの花を見ることができました。
フタリシズカ、この辺りでは普通に見られますが、最近は花の時期に行き当たりませんでした。
ヒトリシズカと同じ仲間ですが、花の見た目は全く違う印象です。
でも、白く見えるのは雄蕊の花糸で、この内側に葯があるそうです。そして花糸の根元の内側に雌蕊の柱頭があります。
花糸の形状が異なるだけで、その構造は似ているのですね。
小さい花ですが、その様子がわかるようなものを撮ってみたいです。

ヒトリシズカの花

5月中旬 横浜市内にて

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目立たぬ花も・・・

2019-05-28 22:28:00 | お散歩
マユミ[真弓](ニシキギ科)
北海道~九州の身近な山地や雑木林に生える落葉小高木。葉は対生し、倒卵状楕円形~楕円形で先は尖り縁に細かい鋸歯があります。
5~6月、前年枝の基部に花を咲かせます。マユミの花は4数性で花冠、萼片とも4枚、10~11月に生る果実も果皮が4裂します。
林縁でマユミも花を咲かせていました。
目立たぬ花色ですが、数多く咲いていてその存在を主張しているようでした。
これだけ花が咲いていれば、実が生る姿も楽しみです。
秋にまた出かけなくてはいけませんね。

5月中旬 横浜市内にて

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花咲いて・・・ナワシロイチゴ

2019-05-27 21:28:00 | お散歩
ナワシロイチゴ[苗代苺](バラ科)
クサイチゴの実の近くでは、花期を迎えた木苺がありました。
ナワシロイチゴですね。
花が咲くと言っても、花弁が開かないので、いつまでも蕾のままのようです。
でも、赤紫色の花色は綺麗ですよね。
クサイチゴに比べると、ナワシロイチゴの実は小ぶりです。
味も酸味の方が強いでしょうか。
でも、毎年味見したくなるのです。
今年は味見、できるでしょうか。

2017年の実

5月中旬 横浜市内にて

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実り・・・クサイチゴ

2019-05-26 22:55:00 | お散歩
クサイチゴ[草苺](バラ科)
4月に花を咲かせていたクサイチゴ、ひと月経って見事な実を付けていました。
この辺りの林で、よく目にするモミジイチゴの倍の大きさはあるでしょうか。
甘みも強めの実になります。
この日は、いくつもの実が生っていたので、一つだけ味見をしました。
やはり美味しかったです。

4月の花

5月中旬 横浜市内にて

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