自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

大忙し・・・

2010-04-30 21:05:00 | お散歩


ニホンミツバチ[日本蜜蜂](ミツバチ科)
元々日本にいたミツバチで、木の洞や地中に巣を作ります。養蜂用に移入されたセイヨウミツバチより全体に黒っぽく、腹部上部はオレンジ色になりません。
いつもの散歩コースを歩いていたら、道端で虫がせわしなく飛んでいることに気付きました。ハエが何かにたかっているのかと思って見てみると、それはハチでした。
道端に生える木の根元の洞に、せわしなく出入りしているのは、どうやらニホンミツバチのようです。
足元に花粉をたくさんつけて戻ってくるハチも見受けられます。久しぶりに晴れたこの日は、きっと大忙しだったのでしょうね。
今までここに巣があったことに気づきませんでしたが、この春新しく巣ができたのでしょうか。それほど人通りの多い道ではありませんが、ミツバチの行動を理解して、温かく見守って欲しいと願います。

4月下旬 横浜市内にて

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スミレ特集・・・

2010-04-29 20:48:00 | お散歩


マルバスミレ[円葉菫](スミレ科)
去年、林の中を通る小道の脇に咲いていたマルバスミレ、今年は近くの林際で群生している所に出会いました。この道もよく通るのですが、マルバスミレが咲いているとは知りませんでした。タチツボスミレしか咲いていないと思っていたので、少しうれしかったです。

4月中旬 横浜市内にて



シロバナタチツボスミレ[白花立坪菫](スミレ科)
2年前、初めてこの場所で見つけたシロバナタチツボスミレ。去年はとうとう見ることができませんでしたが、今年は花を見ることができました。でも、この日花を咲かせていたのは2株だけでした。2年前はもっとたくさんあったのに、減ってしまったのでしょうか。また来年も観察してみます。

4月下旬 横浜市内にて



アリアケスミレ[有明菫](スミレ科
林や草はらでスミレを探し続けて、家に帰る途中で道路わきのコンクリートの隙間に生えて花を咲かせるアリアケスミレに出会いました。
このスミレは強いらしく、こうして街中のアスファルトやコンクリートの隙間から生えていることが多いです。なんかたくましいですね。

4月下旬 横浜市内にて

今年はアオイスミレに初めて出会いました。来年は何か新しいスミレに出会えるでしょうか。
今年もスミレの季節は終わりですね・・・・・

2008年のシロバナタチツボスミレ 2009年のマルバスミレとアリアケスミレ

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雄花も丸く咲く・・・サルトリイバラ

2010-04-28 21:04:00 | お散歩


サルトリイバラ[猿捕り茨](サルトリイバラ科)
先日、サルトリイバラの雌花を載せましたが、別の林で雄花の咲いているところに出会いました。
雌花と同じような感じで花を咲かせていますが、丸い子房が無いため違いは分かりやすいですね。
ここで秋に赤い実を見ることは、残念ながらできませんが、きっと近くに雌株があるでしょう。秋に赤い実を探す楽しみを見つけました。

2010年の雌花

4月中旬 横浜市内にて

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遅すぎて・・・カタクリ

2010-04-27 21:10:00 | お散歩


カタクリ[片栗](ユリ科)
落葉樹林内に生える多年草。葉は根生状で全縁。3~5月、花被片が反り返る、淡紫色の花を下向きに咲かせます。
先月の中頃、ここを歩いた時に、幾つか葉が生えているところを見ていたのですが、花は終わっていると思っていました。ところが先日、同じ所を歩いていたら、花の咲き終わったカタクリに出会ったのです。どうやらここでは4月過ぎに花を咲かせるみたいです。脱落した花被片が雌しべにくっついていましたが、うまく受粉できたのでしょうか。
10数年前、初めてここでカタクリの花を見たのですが、再会は来年へ持ち越しです。

4月中旬 横浜市内にて


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シデザクラとも・・・

2010-04-26 21:07:00 | お散歩


ザイフリボク[采振木](バラ科)
岩手県以南の本州、四国、九州の山地に生える落葉小高木。
春に花弁が細長い楕円形の白色花を咲かせます。この花の咲く様子を采配に見立ててこの名がついたそうです。別名のシデザクラは、花の様子を「四手」という注連縄につける細い紙片に見立ててつけたということです。いずれにしてもこの花の様子から名づけられているということですね。
秋に黒紫色に熟す果実は、食用となるそうです。今年は是非、味見をして見たいと思います。

4月中旬 横浜市内にて

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