自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

未熟な実たち・・・

2011-06-30 20:56:00 | お散歩


アオダモ[青梻](モクセイ科)
今年は花を見損ねてしまったアオダモが、どんな風になっているか気になって、また行ってきました。
周りの木とも、葉が多くなってきていて、何がどの葉か分かりにくくなっていました。
でも、よく見ていると、葉の間にこんな実を見つけました。先月見た時は、花柄のようなものだけでしたが、その先に緑色の丸い実がついています。これで花が咲いていたことがわかりましたね。
来年はますます花を見たくなりました。

5月の様子



エノキ[榎](ニレ科)
少し離れた林際では、エノキも緑色の実をつけてました。エノキの花も毎年見ようと思っているのですが、なかなかその機会がありません。気が付くといつもこんな状態です。
夏が終わり、秋になればこの実も橙色に熟します。その様子を見るのも楽しみですが、来年こそは花も見てみたいですね。

熟した実

6月中旬 横浜市内にて

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木に咲いた・・・

2011-06-29 20:36:00 | お散歩


タイサンボク[泰山木、大山木](モクレン科)
今年もまた、タイサンボクが花をつけました。毎年観察している株ですが、今年は低いところの枝にも花がたくさん咲いていました。
ホオノキとソックリな花ですが、こちらは常緑樹なので、艶のある厚めの葉が特徴ですね。

タイサンボクの花後



ヒメシャラ[姫沙羅](ツバキ科)
中国地方を除く、神奈川県箱根以西の本州~四国、九州(屋久島まで)に生える落葉高木。
葉は長さ3~8cmで、裏面の脈にだけ毛があるか無毛です。花柄は1cm以下で、花は径1.5~2.0cm。
4~5年枝は赤褐色です。
同属のナツツバキと似ていますが、花がやや小さく花柄が短いこと、蕚片の外側に2枚の苞葉がつくことなどの違いがあるようです。
このヒメシャラは、公園に植えられていましたが、今まであまり意識して見たことがありませんでした。なかなか可愛い花を咲かせるのですね。

6月中旬 横浜市内にて

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道端で咲いて・・・

2011-06-27 22:04:00 | お散歩


コモチマンネングサ[子持万年草](ベンケイソウ科)
小川沿いの小道を歩いていると、足元で小さな黄色い花が咲いていました。
これは、コモチマンネングサですね。葉のわきに付いたムカゴの様子が分かるでしょうか。
黄色い花は日に輝いて綺麗なのですが、私には撮りづらい花ですね。
細かい表情を写してあげられません。

2009年の花



ワルナスビ[悪茄子](ナス科)
すぐ近くの道端では、ワルナスビが可愛い花を咲かせていました。雄しべの様子がバナナの様だと、何処かで読んだことがありますが、その感じが分かりますね。
花もこのあと実る果実の様子もなかなか見応えがあっていいものだと思いますが、どんどん繁殖することと、鋭い刺を持つことでこんな名前にされてしまいました。
かわいそうだけど、確かにこの刺は痛くて始末に負えないですね。

2009年の花

6月中旬 横浜市内にて

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花咲いて・・・ムラサキシキブ

2011-06-26 19:27:00 | お散歩


ムラサキシキブ[紫式部](クマツヅラ科)
梅雨真っ盛りの林では、こんな小さな花が咲いていました。
この日は、曇り空でしたが、風もそれほど吹いていなかったので、この小さな花たちも揺れることなく見ることができました。
ムラサキシキブの花は、葉の付け根に付くそうです。その様子が分かるでしょうか。
この辺りの林では、わりとよく見られる花ですが、秋に色付く実の様子も綺麗ですよね。
花と実と、どちらも楽しめるムラサキシキブは、人気者です。

2009年の実

6月中旬 横浜市内にて

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種と卵・・・

2011-06-25 15:23:00 | お散歩


モリアオガエル[森青蛙](アオガエル科)
林から湧き出る水が溜まる池、その脇を歩いていると、池の上に張り出した木の枝に、何か白いものが引っ掛かっているのが見えました。こんな所に誰かがレジ袋でも捨てたのかと思って近寄ってみたら、それはモリアオガエルの卵塊でした。
この写真では、分かりづらいかもしれませんが、画面右端のアオキの枝に2つ、左下の木の枝に1つ付いているのがわかるでしょうか。この他にも3~4個の卵塊が周りにありました。
子供の頃、カエルの卵はよく見ましたが、モリアオガエルの卵は見たことがありません。
この場所も何度も歩いている所ですが、こんな卵塊を見たのは初めてでした。
貴重な自然の残る所だと、改めて思いました。



コウゾリナ[剃刀菜,顔剃菜](キク科)
5月に黄色い花をたくさん咲かせていたコウゾリナも、実りの季節を迎えています。
白い冠毛をつけた種子がたくさんありました。
この小道沿いにはたくさん咲いていましたが、今は白い冠毛で道端が覆われています。こんな冠毛のついた種子を見ると、何処まで飛んで行くのか気になりますね。このコウゾリナの種子たちは、どこまで飛んで、何処で芽生えるのでしょう。

6月中旬 横浜市内にて

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