自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

新旧交代・・・ヒサカキ

2012-01-31 21:35:00 | お散歩

ヒサカキ[柃](ツバキ科)
昨日載せたアオキとは、別の家の生垣には、ヒサカキが黒い実を付けていました。
既に果皮の表面がシワシワになっているものもあります。近寄ってみると枝の先の方に、小さな蕾が付いていることに気付きました。
春になればこの蕾も花開きます。その時には、この黒い実は付いていないのでしょうね。
以前にも載せましたが、子供の頃住んでいた家にあったヒサカキには、よくヒヨドリがやってきて、ヒサカキの実を食べていました。辺りには、黒っぽいヒヨドリの糞があったことを覚えています。家の周りでは、実生のヒサカキもよく見かけました。このヒサカキの実も、そうやって芽生えてくれるといいですね。

ヒサカキの花

1月下旬 横浜市内にて

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キョロちゃん?・・・アオキ

2012-01-30 21:26:00 | お散歩

アオキ[青木](ミズキ科)
近所の道を歩いていると、道端でこんな実を見つけました。これはアオキの実ですね。
薄黄緑から徐々に熟して赤くなるところは、何度も見ていますが、こんなにはっきりと色分けされている姿は、あまり見た記憶がありません。思わず立ち止まって撮ってしまいました。
見続けていると、何となくチョコボールのキャラクター「キョロちゃん」のようにも見えてきます。
この辺りには、生垣にアオキを植えているおうちが幾つかあります。こんな面白い姿が他にも見られるかもしれませんね。

アオキの花

1月下旬 横浜市内にて

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬に咲いて・・・ビワ

2012-01-29 21:11:00 | お散歩

ビワ[枇杷](バラ科)
今年もビワの花の季節になりました。といっても、この道端に植えられていたビワは、満開を過ぎたところでしょうか。咲き終わった花のほうが多いように見えました。
去年もちょうど同じ頃に載せていますが、この季節に咲く貴重な花は毎年載せてもいいかなと思います。
梅雨の前、5~6月に実が生りますが、その姿を載せたことがありません。食べる方に夢中になって、撮ることを忘れていたようです。今年は実の生る姿も観察してみたいと思います。

2011年の花

1月下旬 横浜市内にて

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行く末は・・・ケンポナシ

2012-01-28 15:14:00 | お散歩
ケンポナシ[玄圃梨](クロウメモドキ科)
公園内の通路を歩いていると、足元にたくさんの種子が落ちていることに気付きました。
艶々した茶色い種子、小さいけれどこれだけあると目立ちます。
以前、ここを歩いた時、小さな花がたくさん落ちていたことを思い出しました。
そう、ここにケンポナシの花が落ちていたのです。

証拠を見つけようと、辺りを見ると、すぐにこんなものが見つかりました。
果柄ごと落ちた果実、果皮が乾いて割れ、中から種子が姿を現しています。
たくさんの花を咲かせ、たくさんの実をつけても、下がアスファルトでは、芽生えることができません。
このケンポナシは、子孫を残すことができるのでしょうか。
この近くで幼木の姿を見てみたいものです。

花の頃の姿

1月下旬 横浜市内にて

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抜け殻・・・コクサギ

2012-01-27 21:30:00 | お散歩

コクサギ[小臭木](ミカン科)
本州~九州の山野の林下や谷沿いなどに生える雌雄異株の落葉低木。葉は互生しますが、2枚ずつ組になって互生するのが特徴で、コクサギ型葉序と呼ばれます。
花期は4~5月、雄花は総状花序となります。果実は分果で、成熟すると、果皮が裂けると同時に内果皮の反転により、種子を遠くに飛ばすそうです。
ここでは、幾つかコクサギを見ることができます。いつもこの季節に気がつくので、花の姿をここで見たことがありません。雄株も近くにあるので、今年こそ、花の姿を見てみたいと思っています。

1月中旬 大和市内にて

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする