自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

やっと出会えた花・・・

2020-05-31 18:51:00 | お散歩
センダン[栴檀](センダン科)
昨年の1月に初めて出会ったセンダンの木。ようやく花を観察することができました。
花弁、萼片とも5個です。雄蕊は合着して筒状になっていますが、その様子がわかるでしょうか。

センダンの花は、淡紫色と思っていましたが、少し離れた所から見た時は、思ったよりも白く感じたので、花が終わっているのかと思いました。
このセンダンの花は、やや白っぽい花のようです。
センダンの古名を「楝(あふち又はおうち)」と言って、万葉集にも詠まれているそうです。
昔から賑やかに咲く様子を愛でられていたのですね。

11月の様子

5月下旬 横浜市内にて

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色付く前の・・・

2020-05-30 21:06:00 | お散歩
ウワミズザクラ[上溝桜](バラ科)
林縁では、ウワミズザクラが実を付け始めていました。
3年前に、出会ってから花を見たいと思っていますが、いまだ果たせていません。
今年も花の季節に行くことができませんでした。
来年は見ることができるかな・・・

2010年の花

5月中旬 横浜市内にて

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目立たぬ花も・・・フタリシズカ

2020-05-30 08:03:00 | お散歩
フタリシズカ[二人静](センリョウ科)
林の中では、フタリシズカの花も咲いていました。
ヒトリシズカより遅く咲く花。花期の姿は、比較的大柄です。
一つ一つの花は小さくて、その様子がよくわかりません。
花が咲いていると気付かれないこともありそうです。
もっと近くで見て欲しいですね。

5月中旬 横浜市内にて

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花も実も・・・

2020-05-28 19:07:00 | お散歩
ハハコグサ[母子草](キク科)
田んぼの脇でハハコグサの花が咲いていました。
小さな花ですが、一つの頭花にどれだけの花が集まっているのでしょうね。
花に何かゴミの様なものが物が付いています。
よく見るとそれはハハコグサの果実のようです。
ハハコグサの果実はそう果で、白い冠毛が付きます。

カメラを構えていると風が吹き、果実がそれに乗って旅立っていきます。
冠毛が絡み合ったのか、なかなか旅立てないものもありました。
花期に全草を採取し、天日で乾燥させたものを「鼠麹草(ソキクソウ)」と言って、鎮咳・去痰・扁桃炎・のどの腫れに用いられていました。
春の七草として食用にもされますが、これも身近な薬草なのですね。

5月中旬 横浜市内にて

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花の季節に・・・コウゾリナ

2020-05-27 21:07:00 | お散歩
コウゾリナ[剃刀菜,顔剃菜](キク科)
林縁の斜面に広がる草はらで、コウゾリナの花が咲き始めていました。
咲き終わった花もありましたが、まだ蕾も多くこれからが花の盛りでしょうか。

コウゾリナの頭花は舌状花のみからなります。
茎や葉、総苞片には剛毛がありますが、その様子がわかるでしょうか。
果実には褐色がかった白い冠毛があります。この冠毛は羽状に枝分かれしていることが特徴です。
その様子がわかるような写真を撮ってみたいですね。
これからの季節、この辺りでは割とよく見かける花になります。
近づきすぎて、痛い思いをしないように注意しないといけませんね。

果期のコウゾリナ

5月中旬 横浜市内にて

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