自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

子どもは誰??

2006-08-31 22:05:00 | お散歩
キツネノマゴ[狐の孫]
(キツネノマゴ科)です。
道端や野原に普通に生える1年草ですが、ようやく花が咲き始めたところです。
茎は4稜があり、紅紫色の唇形花をつけることから、一見シソ科のように見えますが、キツネノマゴ科に分類されます。
面白い名ですが、由来は不明だそうです。
立秋前後に全草を採って干し、解熱、喉の痛みなどに用いるそうです。

今日で8月も終わりです。夜になると虫たちの声が賑やかになってきました。
季節はもう秋・・・夏はあっという間に去っていくのですね。。。

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もう秋・・・・・

2006-08-30 14:33:00 | お散歩
クズ[葛](マメ科)です。
秋の七草のひとつとして数えられるように、こんなきれいな花を咲かせます。
根から取れる澱粉を葛粉として食用に、根の皮を取り除いたものは葛根として薬用に用います。


日本では、山野ばかりでなく線路沿いや道路沿いの土手などに普通に生えていますが、アメリカでは厄介者だそうです。緑化の目的でアメリカに渡ったのですが、今ではその繁殖力の強さで大繁殖し、電線を切断するなど重大な被害も出ているそうです。
植物は、帰化先で本来の生育地とは異なる生態を現すことがよくあるようで、クズも新天地で羽を伸ばしすぎたのでしょうか。。。。。

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これもイヌ・・・

2006-08-29 21:15:00 | お散歩
イヌホオズキ[犬酸漿]
(ナス科)です。
道端や畑、空き地などに生える1年草です。ホオズキに似て、役に立たないことから「イヌ」を付けられてしまいました。
これは、住宅街の駐車場の片隅で繁殖していたものです。


ナス科らしい花を付けますが、以前載せた「ワルナスビ」より小さめの花を付けます。

果実はこのように黒く熟します。
全草に毒があるので、小さい子供がいる方は、十分に注意してください。

子ども達の夏休みも残すところあと1日・・・・・
宿題終わったのかな?

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不老長寿?

2006-08-28 21:33:00 | お散歩
センニンソウ[仙人草]
(キンポウゲ科)です。
日当たりの良い道端や林などに生える多年草です。
以前載せたボタンヅルに似ていますが、センニンソウの小葉には、鋸歯がないので区別できます。
果実の先に付く、長い毛を仙人の髭に見立ててこの名があるそうです。
「不老長寿の薬」と言うわけにはいきませんが、根を利尿・鎮痛薬として用います。

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裂けています・・・

2006-08-27 15:15:00 | お散歩
ハゴロモルコウソウ[羽衣縷紅草]
(ヒルガオ科)です。
先日載せた、マルバルコウソウとルコウソウの交配種のようです。
ルコウソウのように花の色が赤いのですが、ルコウソウの葉はもっと細かく裂けているそうです。
この花は、駅に行く途中にある家の玄関先に置いてあったプランターで咲いていました。あのマルバルコウソウに比べ、大事に育てられているのですね。

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