自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

畦で咲く花・・・

2018-04-28 21:11:00 | お散歩
ケキツネノボタン[毛狐の牡丹](キンポウゲ科)
昨日載せたゲンゲの花の近くでは、こんな黄色い花も咲いていました。
ケキツネノボタンですね。
田の畦だけではなく、小川沿いなどでもよく見られる花です。
よく晴れた日に、この花を撮ろうと思って見つめ続けると視界がおかしくなりますね。
黄色が本当に眩しいです。
これも有毒植物の一つですが、こうして花が咲くのを見るのは楽しいです。

2017年の花

4月中旬 横浜市内にて

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役目を終えて咲く・・・

2018-04-27 21:57:00 | お散歩
ゲンゲ[紫雲英](マメ科)
中国原産の越年草。葉は奇数羽状複葉で互生し、7~11個の楕円形の小葉からなります。
4~6月、葉腋から花柄を伸ばし、先に紅紫色の蝶形花を7~10個輪状につけます。
古くから田植え前の窒素肥料となる緑肥として、水田に植えられていました。
この花は、この辺りでは珍しくなった田んぼの畦に咲いていました。ほんの小さなひと塊になって咲いていたのです。
このブログを始めた頃は、近所の休耕田にたくさん咲いていた姿を撮ったこともありますが、その後すぐに宅地となって、今ではその面影もありません。
役目を終えた今でも、花を咲かせているゲンゲ。春から初夏を彩ります。

4月中旬 横浜市内にて

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春に咲く・・・フデリンドウ

2018-04-26 17:31:00 | お散歩
フデリンドウ[筆竜胆](リンドウ科)
林床では、春を告げるこの花も咲いていました。
フデリンドウ、この林でこの花を見たのは初めてです。何度も歩いているのですが、本当に観察力が足りないようです。
花冠は5裂し、裂片の間には短い副片があります。
雄性先熟ですが、葯の間から柱頭の先が顔を覗かせています。
果実はさく果で上向きに付き、熟すと2裂します。その様子を観察したことが無いので、今年は是非観察してみたいですね。

2017年の花

4月中旬 横浜市内にて


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スミレ野・・・

2018-04-25 22:10:00 | お散歩
ツボスミレ[坪菫](スミレ科)
丘陵、山地、草地、林などに生える多年草。やや湿ったところに生えます。有茎性のスミレで、草丈は5~25㎝位になります。
4~5月に葉の脇に花茎を伸ばし、白色の花を付けます。唇弁には紫条がはいり、側弁の基部は有毛で、距は丸くて短いです。葉は心形~腎形で、長い柄があります。
林縁の草はらで、スミレの群生は見ることができました。小さな花がたくさん咲いています。
たくさん集まって咲いていると、足の踏み場に困ります。
花の中には入らずに、その周囲から撮影しました。小さな花なので、たくさん咲いていてもあまり目立つ印象ではありません。
でも、たくさんの花が収めきれませんでした。

2017年の花

4月中旬 横浜市内にて

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変身中・・・

2018-04-24 21:47:00 | お散歩
キブシ[木五倍子](キブシ科)
林縁を歩いていると、何か変わったものをぶら下げている木に出会いました。
よく見るとそれはキブシです。花が終わって、子房が膨らみ始めている所ですかね。

近寄ってみました。
膨らんだ子房の先端には花柱がはっきりと残っていますね。周りに残るのは、花弁や萼片でしょう。
まだ花が咲いていると言っていいのでしょうか。やはり花後の姿なんですかね。
変身中のキブシの花、という所でしょう。
キブシの果実は、硬く、タンニンを多く含むので食用にはなりません。
たくさん実っているのにもったいない感じもします。

キブシの雌花

4月中旬 横浜市内にて

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