自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

赤い花、白い花・・・

2021-09-30 22:54:00 | お散歩
ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)
道端の草むらで、ゲンノショウコの花が咲いていました。
この辺りでも時々見ることができる赤花です。
雄性先熟ということですが、葯の色がやや褪せて見えますね。

少し離れた林縁の草むらでは、白花を見ることができました。
この辺りでは普通に見られる花です。
こちらの花は、葯が落ちていてすでに雌性期なのでしょうか。
花弁も傷み始めて見えます。
以前にも載せましたが、ゲンノショウコは三大民間薬のひとつです。
夏の開花期に全草を採って干して使うそうですが、秋の花は季節外れなのですかね。
明日は台風16号の接近で、朝から天気が荒れるようです。
被害の出ないことを願います。

9月下旬 横浜市内にて

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香りあり・・・

2021-09-29 22:25:00 | お散歩
ニラ[韮](ヒガンバナ科)
道端でニラの花と出会いました。
近所でもよく見かけるこの花ですが、撮るチャンスを逃していて、今年は諦めていたのです。
毎年見ていても、飽きない花ですね。
先日載せたタマスダレやスイセンの葉をニラと間違えて摂取し、食中毒になる例が報告されています。
ニラ特有の香り、を確認してから食さないといけませんね。

9月下旬 横浜市内にて

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記憶より・・・

2021-09-28 18:56:00 | お散歩
ミゾカクシ[溝隠](キキョウ科)
田の畦や湿地などに生える多年草。茎は細く、地を這って伸び、長さ約20cmになります。葉は鈍い鋸歯のある披針形~狭楕円形で、互生します。
6~10月、葉のわきから花柄を伸ばし、花冠が5裂する淡紅紫色の花を咲かせます。
池の畔で、久しぶりにミゾカクシの花と出会いました。
近所の田んぼが無くなってから、すっかり見る機会が無くなっていました。
久しぶりに見た花は、記憶にあった花よりも小さな花でした。
こんなに小さかったのですね。
この花も普通に見てみたいです。

9月下旬 茨城県内にて

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この花も注意・・・

2021-09-27 22:37:00 | お散歩
タマスダレ[玉簾](ヒガンバナ科)
道端の草むらで、白い花が咲いていました。
そう、タマスダレも花の季節を迎えたのです。
先日載せたヒガンバナと同じ、リコリンを含む有毒植物です。
花の季節にもある葉が、ニラやノビルと間違えられて、食されて中毒を起こすことも多いそうです。
この花も要注意ですね。

9月中旬 横浜市内にて

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七草のうち・・・

2021-09-26 19:18:00 | お散歩
クズ[葛](マメ科)
道端の木々を覆い尽くすように蔓延るクズに花が咲いていました。
マメ科らしい花、花序の下から上に向かって咲き進む様子がわかるでしょうか。
クズの根から採れるデンプンはクズ粉として、また根の外皮を取り除き天日で乾燥したものを葛根と言って薬用に用います。
学生の頃、若い葉を天ぷらにして食べたことがあります。
味は覚えていませんが、不味くはなかったと思います。
いざという時、クズの根を掘って食する方法を確認しておきますか。

9月中旬 横浜市内にて

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