ミシシッピアカミミガメ(ヌマガメ科)
台風一過の今日、すっかりと晴れることのない空を眺めながら、近くの公園へ行ってきました。
池の中から顔を出した石の上には、競い合うようにしてカメたちが甲羅干しをしていましたが、雨がやむのを待っていたのは私だけではなかったようです。
この池では、カメをよく見ますが、いずれもこの外来種のカメです。子供の頃はこんなにいなかったと思うのですが、今ではいろいろな所で普通に見ることができますね。
2009年のカメ
アオダイショウ[青大将](ナミヘビ科)
山地から平地、人家の近くに棲む、日本本土最大のヘビだそうです。褐色がかったオリーブ色と表現される体色。昔はこのような色を「アオ」といったことが分かりますね。子供の頃は、家の周りでよく見かけました。ネズミなどをよく捕食するため、農家などでは大切にされていたそうです。
このアオダイショウ、身体が凸凹していて、近付いても動く気配が無かったので、死んでいるのかと一瞬思いましたが、しつこく眺めていたら、山の方へ帰って行きました。そろそろ冬篭りの季節なんでしょうね。
子供の頃、道端の崖の茂みから道路を横断して、向かいの茂みに消えていったアオダイショウは、自分の太腿くらいの太さで、数メートルの長さだった記憶があります。私が通りかかった時は、既に横断を始めていたので、頭は見ていませんが、横断が終わるまで長い時間待っていました。その後、怖ろしくなって急いで家に帰ったのです。ヘビを見慣れていた私にとって、それはとてつもない大きさのヘビでした。
その辺りの山の主だったのかもしれません。
10月下旬 横浜市内にて