自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

今年の花も・・・コバギボウシ

2017-08-31 21:33:00 | お散歩
コバギボウシ[小葉擬宝珠](キジカクシ科)
いつもの林床で、この花が咲き始めていました。
下の方の花は終わっていますが、まだ蕾もたくさんあります。

やはり下から花を覗き込みたくなります。
くるんと上を向いた雄蕊と雌蕊が綺麗ですね。
でも去年と違い、この日花の訪問者はいませんでした。
このあと熟すさく果には、翼の付いた種子がはいっています。
花後の様子を観察したことが無いので、今年は見てみたいと思います。

2016年の花

8月下旬 横浜市内にて

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花の季節に・・・シュロソウ

2017-08-30 22:14:00 | お散歩
シュロソウ[棕櫚草](シュロソウ科)
林縁の茂みでは、シュロソウの花も咲いていました。昨日載せたコバノカモメヅルと同じような花色ですが、花の形が違いますね。ヒョロヒョロと花茎を伸ばして、たくさんの花を咲かせています。

花序の下から順に咲く花、綺麗に開いていますね。薄暗い林で見ると目立たぬ花です。
このあとの実の姿も面白いですね。

2016年の花

8月下旬 横浜市内にて

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久々の花・・・

2017-08-29 21:00:00 | お散歩
コバノカモメヅル[小葉の鴎蔓](ガガイモ科:キョウチクトウ科[APG] )
林縁の茂みの中で、小さな花と出会いました。コバノカモメヅル、久々の出会いです。
以前、観察していた林では、このところこの花に出会うことができません。
実が生る前に刈り取られていたので、消えてしまったのでしょうか。

久し振りに出会った花ですが、まだ綺麗に開いていませんでした。
まだ緑色の蕾もあるので、ようやく蕾が綻び始めた所でしょうか。
今までコバノカモメヅルの実を見たことがありません。
この場所で草刈りに遭わず、無事に実を付けることを願うばかりです。

2014年の花

8月下旬 横浜市内にて

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咲き始めた花・・・ツリガネニンジン

2017-08-28 21:31:00 | お散歩
ツリガネニンジン[釣鐘人参](キキョウ科)
林縁の茂みでは、この花も咲き始めていました。
ツリガネニンジン、円錐花序にたくさんの花を付けていますが、既に萎れている花もありますね。
花冠から突き出る雌しべが特徴です。

花の中を覗いてみます。
雄性先熟の花は、既に雄蕊が萎れています。花が開いてからでは、元気の良い雄しべは見られないのでしょうか。
昨年は、二つの花がひとつになったような変わった花を観察しましたが、今年は標準的な花を観察できました。
夏の終わりから秋にかけて根を掘りとり、ひげ根を取り除き天日で乾燥させます。その根の外皮を取り除いてよく乾燥させたものを「沙参(しゃじん)」と言って鎮咳去痰薬として用います。
これも身近な薬草ですね。

2016年の花

8月下旬 横浜市内にて

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花は咲き・・・ナンバンギセル

2017-08-27 18:37:00 | お散歩
ナンバンギセル[南蛮煙管](ハマウツボ科)
葦原の縁でナンバンギセルの花に出会いました。ここは私が初めてこの花を観察した所の近くです。
ひょろっと細い花茎に比べると、大きめの花を付けますよね。
昨年花を観察した土手では、まだ一つしか花が咲いていませんでした。毎年同じように花が咲くとは限らないのでしょうかね。
この花は、万葉集では「思草おもいぐさ」の名で出ているそうです。ススキ野原で咲く、ピンクの花は昔から愛されていたのでしょうね。
イネ科などの植物に寄生するので、トウモロコシ畑やサトウキビ畑で発生すると厄介な害草となるようです。
生えている所が変わると、同じ植物でも印象が変わってしまいますね。

2016年の花

8月下旬 横浜市内にて

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