自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

擬態・・・?

2006-07-31 21:29:00 | お散歩
ナナフシです。
いろいろ種類のナナフシがいるみたいですが、なんと言うナナフシなのでしょう。エダナナフシでいいのかな?
ナナフシは木の枝につかまって、擬態をするそうですが、こんな草むらにいては目立ってしまいますね。枯枝と思われて踏まれてしまうかもしれません。

このナナフシ、昨日載せたウリクサの生えている草むらにいたのですが、暫らく見ていても動く気配がありません。近くの木に持って行こうと捕まえたら、すごい角度で身体をそらし抵抗されてしまいました。それでも、枝の上におくと、今度は細長い足を器用に動かして、すごい勢いで上っていきました。驚かせてしまったみたいです・・・スミマセン

ようやく梅雨が明け、過ごしやすい1日でした。アブラゼミやヒグラシの鳴く声も聞こえるようになりましたが、今ひとつ盛り上がらない夏ですね。
子ども達が学校へ行かず、家にいるので「夏休みなんだなぁ~」と思いますが、スカッとした夏空を見て、夏を感じたいですね。

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夏の瓜!!

2006-07-30 20:52:00 | お散歩
ウリクサ[瓜草]
(ゴマノハグサ科)です。
果実が「マクワウリ」に似るからこの名があるそうです。
ちなみに、マクワウリは古来から日本で食用とされてきたもので、西洋のメロンとの交配種が「プリンスメロン」だそうです。

道端や空き地、畑などで見かける草で、茎は4稜で淡紫色の唇形花をつけ、萼は5浅裂します。花の大きさは8㎜程度なので、ウリクサの実は食べることはできないでしょう。
こんな小さな所までよく観察して、命名されているのですね。

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ブドウだけど・・・

2006-07-29 22:51:00 | お散歩
ノブドウ[野葡萄](ブドウ科)です。
山地や野原などに生える木性つる植物で、茎はジグザグに伸びます。「野に生えるブドウ」のノブドウですが、その実は食べられないそうです。「ノ」は「No」という意味?・・・それはないですね。

我家の近くに、「ハマブドウ」という横浜ブランドのブドウを栽培している畑があります。それほど多く栽培していませんが、知る人ぞ知るぶどうです。8月にはいると販売を始めるので、興味のある人は、「境川沿いのブドウ園」をヒントに探してみてください。

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ハマブドウは、相鉄線瀬谷駅から徒歩10分程の所にある「相原ブドウ園」で栽培しています。

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畦の花・・・

2006-07-28 19:36:00 | お散歩
ミゾカクシ[溝隠](キキョウ科)です。
先日行った田んぼの畦に、群生していました。
花冠が横と下向きに5裂するのが特徴です。どちらかというと小さい花で、茎は細く、地を這うように伸び、溝を覆うように繁殖することからこの名があります。別名は「アゼムシロ」、畦に筵(むしろ)を引くように繁殖するからでしょうか?

今夜は近所で盆踊り。子ども達は、アイスクリーム目当てに行っています。
ようやく、夏本番ですね!!

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ケショウバナ!!

2006-07-27 22:29:00 | お散歩
オシロイバナ[白粉花]
(オシロイバナ科)です。
庭先や道端でよく見かけますが、元々は熱帯アメリカ原産の植物です。初めは観賞用に栽培され、世界中に広まっていきました。地上部は冬に枯れますが、本来は多年草で乾燥にも強く、塊根上の根は氷点下5℃までは耐寒性があるそうです。日本への渡来は、16世紀後半ごろといわれています。

開花が始まるのは午後3時半以降で、4時過ぎには完全に花の先が開くそうです。
英名では[Four-o'clock]といい、この開花時刻から命名されています。8時過ぎにはしぼみ始め、翌朝8時過ぎには完全に閉じてしまいます。
オシロイバナの種子で遊んだことはありますか?
種子の中に白い粉状の物質があり、これを取り出して子供達が白粉として遊びます。
本当の白粉として使われていたという資料もあるみたいですが、実際に使っていたかは不明だそうです。この白い粉・・・胚乳といい、種子の中にある胚が、子葉から本葉へと成長するまでの栄養となるのです。
オシロイバナの種子は、意外に固く、子ども達も苦労して白粉を集めていました。
昔から変わらない遊びのひとつですね。

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