自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

もう秋・・・クズ

2010-08-31 21:50:00 | お散歩


クズ[葛](マメ科)
先週末、久しぶりに少しだけ散策をしました。川沿いの道を歩いていると、道端の草むらからいい匂いがしてきます。振り返ってみると、そこにはクズが花を咲かせていました。
秋の七草にも詠まれた花は綺麗で素敵ですが、その蔓の蔓延り方はひどいものですね。このままでは、ただの嫌われ者になってしまいます。この大きな葉で作られた栄養は、良質な澱粉として根に蓄えられますが、今ではあまり利用されることはないですね。
根を掘る作業も、澱粉を取り出す作業も大変ですが、この宝物を放っておくのは、ちょっと勿体ないですよね。



仕事のついでに、ちょっと立ち寄ったみなとみらい地区。横浜美術館越しに見える入道雲は、夕日を浴びてなんとなく寂しげに見えます。秋だからでしょうか。



横浜のQueenとカモメ・・・

8月下旬 横浜市内にて

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ニューフェイス・・・タマザキクサフジ

2010-08-30 21:34:00 | 旅行


タマザキクサフジ[玉咲草藤](マメ科)
ヨーロッパ原産のつる性多年草。牧草やグランドカバーとして導入されたものが、今では各地で帰化しているそうです。クラウンベッチという名で、園芸種としても売られているそうです。
唇弁花が球状になって咲く姿は、とても目を引きました。庭先に植えられているのかと思いましたが、道端の草むらに逃げ出していたみたいです。勢い良く生えている姿を見ると、定着してしまうと厄介なものになりそうな気がします。

8月中旬 長野県内にて

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花と蝶・・・

2010-08-29 18:20:00 | 旅行


朝の散歩で、出会った蝶と花です。この花は、チチブフジウツギでしょうか。
フサフジウツギやブットレアとも呼ばれる花ですが、庭先で綺麗な花を咲かせていました。
その花にとまったこの蝶は、カラスアゲハですね。朝の食事タイムだったのか、夢中になって吸蜜していました。その翅のきれいな色を撮ろうと思ったのですが、なかなか思うように翅を開いてくれませんね。ようやく撮れた一枚です。

8月中旬 長野県内にて

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葉っぱを見てね・・・ダンコウバイ

2010-08-28 23:23:00 | 旅行


ダンコウバイ[檀香梅](クスノキ科)
関東~九州の山地に生える、雌雄異株の落葉小高木。葉は互生し広卵形で、先は3浅裂することが多いです。縁は全縁で、葉先はとがらず丸みがあるのが特徴です。
3~4月、葉が開く前に黄色い花を咲かせます。葉や材に芳香があることからこの名がついたそうです。
この林際には、何本ものダンコウバイが生えていました。クスノキ科好きの私としては、是非見てみたいと思っていた、先が3つに割れた葉。ついに念願が叶いました。
アブラチャンに似ているという花も見てみたかったのですが、次に会うまでの楽しみにしておきます。

8月中旬 長野県内にて

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朝露に濡れて・・・タカトウダイ

2010-08-27 21:30:00 | 旅行


タカトウダイ[高灯台](トウダイグサ科)
本州~九州の丘陵や山地に生える多年草。葉は細鋸歯のある披針形~長楕円形で、主脈は白く目立ちます。6~7月、茎先に5個の葉を輪生し、中心から数個の枝を出し、小さな杯状花序をつけます。花弁のように見えるのは腺体です。子房は球形で、表面にいぼ状の突起があるのが特徴です。
トウダイグサの仲間の中では、草丈が高いのでこの名があるそうです。道端の草むらで出会ったこの花は、倒れるように生えていましたが、確かに丈は高かったです。周りには、もっと大きいものもありましたが、撮りきれないのでこちらの花を撮ってきたのです。
旅行に出掛けてから、早2週間が経ちます。子供たちも昨日で夏休みが終わり、今日から学校が始まりました。長いようで短い夏休みですね。

8月中旬 長野県内にて

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