自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

春の花咲く・・・イカリソウ

2020-03-31 19:42:00 | お散歩
イカリソウ[碇草](メギ科)
林床では、イカリソウの花と出会うことができました。
この林で見たのは初めてです。
これも下向きに咲く花、正面の様子を捉えたことがありません。
見た目がか弱そうで、近づき難い雰囲気があります。
そんなイカリソウですが、地上部を「淫羊藿(インヨウカク)」と言って、強壮・強精に用られ、あの養命酒にも配合されている薬用植物です。
主成分のイカリインには、かなり弱いようですがED治療薬のシルデナフィルと同様の作用があることがわかっています。
でも、実際に採取して用いるには数が少ない貴重な植物です。
花を見て楽しむだけにした方が良いでしょうね。

2015年の花

3月下旬 大和市内にて

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花ではなくても・・・

2020-03-30 21:11:00 | お散歩
スギナ(ツクシ)[杉菜(土筆)](トクサ科)
道端の草むらでは、ツクシの姿も見られました。
花ではありませんが、これも春を感じさせてくれますね。
子供の頃、ツクシを食べられると知って、祖母にねだって作ってもらったことがあります。
裏山でツクシをたくさん摘んで、袴をとるところまで手伝いました。
ところがそれからが長かった記憶があります。
待ちくたびれた頃に、食卓に上がったツクシの佃煮。想像していた味よりも苦味があり、ひと口ふた口で食べるのをやめてしまいました。
せっかく作ってくれたのに、祖母には申し訳なかったです。

2018年のツクシ

3月下旬 大和市内にて

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春の花咲く・・・ニリンソウ

2020-03-29 21:35:00 | お散歩
ニリンソウ[二輪草](キンポウゲ科)
林の中の道端では、ニリンソウの花にも出会いました。
萼片の白さが目に鮮やかです。
よく見ると花柄の付け根に、蕾の姿が認められます。二つの花は、時期をずらして咲くのです。
ニリンソウは、春の山菜として食されることがあります。
よく似たトリカブトの葉を間違えて採取し、誤食して食中毒を起こす事故も毎年のように起きているそうです。
これも花を見て楽しむだけにした方が良さそうですね。

2012年の花

3月下旬 大和市内にて

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スミレ咲く・・・

2020-03-27 22:15:00 | お散歩
タチツボスミレ[立坪菫](スミレ科)
ジロボウエンゴサクのすぐ近くには、タチツボスミレの花がたくさん咲いていました。
これも春定番の花でしょうか。
子供の頃、家の裏山で初めてこの花を見た時、なんて綺麗な花なんだ!と驚いた記憶が今でもあります。
一番身近なスミレですが、毎年見ても嬉しいくなりますね。
スミレが普通に咲く環境をいつまでも残して欲しいです。

3月下旬 大和市内にて

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春に咲く・・・ジロボウエンゴサク

2020-03-26 19:02:00 | お散歩
ジロボウエンゴサク[次郎坊延胡索](ケシ科)
林縁の道端で、ジロボウエンゴサクの花と出会いました。
ここでこの花を見たのは初めてです。
いつもこの花を見るのは4月過ぎ、ここでは早く咲くのか、今年だから早いのか定かではありません。
このあと、何度か花を観察している別の所に行きましたが、そこではまだ花は咲いていませんでした。
延胡索という生薬に、以前はジロボウエンゴサクも用いられていたようですが、現在は全て中国産のものを用いています。
今日はとても暖かな1日でした。

3月下旬 大和市内にて

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