自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

二度咲きか・・・

2019-10-30 22:42:00 | お散歩
クサギ[臭木](シソ科)
8月に甘い香りを漂わせながらたくさんの花を咲かせていたクサギ。
秋になってまた花が開くように果実の姿を見せています。
昨年は、萼片が開きながら果実が顔を覗かせる姿を観察できましたが、今年は萼片が開き切った所を見ることができました。
開き切ると果実の色もしっかりとするようです。
このあと果実や葉が落ちても赤い萼片だけがの頃姿を観察する機会もあります。
10月も終わりですね。

8月の花

10月下旬 横浜市内にて

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赤い実り・・・

2019-10-29 18:12:00 | お散歩
サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)
春に黄色い花を咲かせていたサンシュユも、実りの季節を迎えていました。
よく見ると表面が少し萎れた感じがします。熟しきってしまったのでしょうか。
2年前は枝一杯に実を付けていましたが、今年は去年と同様に実の数が少なかったです。台風の影響もあったのでしょうか。
ひとつ味見をしたかったのですが、手の届くところには実が無かったのが残念です。

3月の花

10月下旬 横浜市内にて

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これも薬用・・・

2019-10-27 21:51:00 | お散歩
ヌルデ[白膠木](ウルシ科)
枝先についた小さな塊。これがこの植物の薬用部分です。
以前にも載せましたが、ヌルデノミミフシという虫こぶで、タンニンの原料として用いられていて、インクや皮なめしに使われていました。
薬用としては下痢止めなどに利用されていたものです。
秋に虫がまだ中にいるうちに採取して、熱湯で煮てから乾燥して用います。
この中に虫がいるかどうか確認したくありませんね。

2017年の姿

10月下旬 横浜市内にて

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神輿の前の・・・

2019-10-26 22:01:00 | お散歩
ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)
道端の草むらで、ゲンノショウコの花と出会いました。
この辺りでよく見られる白花です。
10本の雄蕊と先が5裂する花柱の姿が綺麗ですね。

たくさん花が咲いていましたが、花後の姿も多く見られました。
神輿草を観察するのには少し早かったようです。
ゲンノショウコはゲラニインというタンニンを含み、整腸・止瀉薬として用いられてきました。
以前にも載せましたが、ドクダミとセンブリとともに日本三大民間薬の一つです。
胃腸は弱い方なので、一度試してみても良いのかも知れません。

10月下旬 横浜市内にて

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毒と薬と・・・

2019-10-25 21:28:00 | お散歩
ツクバトリカブト[筑波鳥兜](キンポウゲ科)
今年もこの花を見ることができました。
林の中は台風の影響で倒木や落ちた枝がたくさんありましたが、無事に花を咲かせていたのです。
花の上には緑色の蜘蛛が獲物を待ち構えています。
毒にも薬にもなるトリカブト類ですが、うかうか近づくとこんな罠も待ち構えているようです。

2018年の花

10月下旬 横浜市内にて

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