自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花の中は・・・

2017-01-31 21:25:00 | お散歩
ロウバイ[蝋梅](ロウバイ科)
林の中の道を歩いていると、ひと株のロウバイに出会いました。あまり日当たりが良くないためか、花の数が多くない印象です。
花の中を覗きたくて、手近な花を見てみたのですが、もう少し寄らないとわかりませんね。
内側の花被片は暗紫色で、外側の花被片は黄色で光沢があります。雌性先熟で、咲き始めは雌しべが目立ち、その後雄しべが成長して花粉を放出するそうです。
今回はそこまで詳しく観察しませんでした。次の機会があれば、確認してみたいと思います。

1月中旬 横浜市内にて

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まだ少し・・・

2017-01-30 21:59:00 | お散歩
ミツマタ[三叉](ジンチョウゲ科)
まだ白い蕾も多いミツマタですが、中には黄色く色付き始めたものもありました、
でも、ひとつひとつをよく見ると、まだまだ硬く小さい感じです。
今日はとても暖かな日中でしたが、明日はまた冬に逆戻りです。
あとひと月もすれば、良い香りと共に黄色い花も咲くことでしょう。
その日を楽しみに、寒さを凌いでいきたいですね。

2013年の花

1月中旬 横浜市内にて

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旅立ちは・・・

2017-01-29 18:10:00 | お散歩
ヒメガマ[姫蒲](ガマ科)
池の周りを歩いていると、枯葉の目立つ一角がありました。ヒメガマの冬の姿です。
すっかり枯れた株全体が水面に倒れていたり、僅かに残った穂も下に折れ曲がっています。
その穂にはまだ、大半の綿毛が残っています。うまく旅立てるのでしょうか。
水面に浮くように倒れた茎や葉の間には、綿毛を付けたままの穂も浮かんでいます。そのまま沈んで発芽するものもあるのでしょうかね。
コンクリートの囲まれた川岸や湿地の少なくなった環境では、旅立った綿毛たちも定着することはできないのかもしれません。
そうした環境は、私たちが生きていくのに適したものなのか、考え直さなければならないのかな。

2015年の姿

1月中旬 横浜市内にて

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立ち去りがたく・・・

2017-01-28 12:04:00 | お散歩
トキリマメ[吐切豆](マメ科)
林縁ですっかり葉を落としたニシキギの枝に、トキリマメの蔓が絡み付いていました。
そのトキリマメも葉がありません。いくつかの赤茶けた果皮と黒い種子が残るのみです。トキリマメの豆果には、ふつう2個の種子がはいっています。その種子の姿を探すのも難しい季節です。
そんな中、黒い種子がひとつだけ付いている果皮を見つけました。
仲間の種子は既に旅立っているのに、優しく包まれていた果皮から立ち去りがたいのでしょうか。
この姿も、もうすぐ見られなくなりますね。

11月のトキリマメ

1月中旬 横浜市内にて

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警戒は・・・

2017-01-26 21:26:00 | お散歩
ツグミ[鶫](ツグミ科)
林縁で見た一羽のツグミ、他のツグミに追い立てられてここまでやってきたのです。
よく出会うツグミは、こちらがその存在に気付く前に地面から飛び立って、何度も驚かされたことがあります。
でも、このツグミは私が近寄っても夢中になって落ち葉をひっくり返しています。
脇と通り過ぎてもお構いなしです。
道端のロープにとまってひと休み。辺りを見まわしているようでしたが、これでも警戒中なのでしょうか。
お腹が空いていたのか、まだ幼くて周囲への警戒心が薄いのか、私の方が心配してしまうツグミの姿でした。

1月中旬 横浜市内にて

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