自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花も終わりに・・・

2021-10-31 22:03:00 | お散歩
ツリフネソウ[釣舟草](ツリフネソウ科)
昨年はホシホウジャクとともに花を撮ったツリフネソウ。今年は訪れる虫たちと出会うことができませんでした。
咲いている花は傷んだものも多く、細長い果実が目立ち始めていました。
この果実はさく果で、熟した果実を触ると果皮が弾けて種子が飛び出します。
何度か試したことがありますが、結構勢いよく弾けますね。
何時か弾ける瞬間を撮ってみたいです。

10月中旬 横浜市内にて

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小さな花が・・・

2021-10-30 22:28:00 | お散歩
シャクチリソバ[赤地利蕎麦](タデ科)
林縁や川沿いなどの半陰地に生えるヒマラヤ原産の多年草。葉は互生し長い柄があり、三角形です。托葉鞘は膜質で、縁毛はありません。
7~10月、上部の葉脇から花序を出し、白色の小さな花を咲かせます。
薬用植物として導入され栽培していましたが、今では逸出して野生化しているものが多いです。
花を含む全草はルチンを多く含み、ルチンの原料として栽培されていました。
ルチンはポリフェノール類で、血管強化作用や抗酸化作用があります。
この辺りでは、川沿いに多く生えているシャクチリソバです。
これも薬効があることなど知られずに、見過ごされている存在ですかね。

10月中旬 横浜市内にて

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季節外れの・・・

2021-10-29 22:32:00 | お散歩
ヒガンバナ[彼岸花](ヒガンバナ科)
秋の彼岸前後に咲いていたヒガンバナ、10月半ばというのにまだ咲いているものがありました。
今まで10月初めに見たことはありますが、それよりも半月ほど遅い出会いでした。
すぐ近くには花が終わって葉が伸びてきているヒガンバナもありました。
「葉見ず花見ず」といわれるヒガンバナなのに、どちらも同時に見ることができました。
今日、昼休みに職場近くを歩いていたら、キンモクセイの花が咲いていました。
そのキンモクセイは、9月と10月の初めに2度咲いていたものです。
1年に3度も咲くことがあるのかと驚きました。
ヒガンバナ、ひと月遅れの開花です。

10月中旬 横浜市内にて


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季節外れか・・・

2021-10-28 21:07:00 | お散歩
ミゾホオズキ[溝酸漿](ゴマノハグサ科:ハエドクソウ科[APG])
久しぶりにこの花と出会いました。
花期は6~8月と図鑑にはありますが、いくつか咲いていました。
この場所で11月に花を観察したこともあります。
6年ほど前の4月に、ここで見た花は透明感もあってとても綺麗でした。
同じ花でも、季節によって印象が違く見えることも面白いです。

10月上旬 横浜市内にて

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消えないように・・・

2021-10-27 23:00:00 | お散歩
ミズキンバイ[水金梅](アカバナ科)
北海道~本州、四国、九州の河川や湖沼、水田や用水路などに生える多年草。葉は互生し、長楕円形です。
6~9月、花弁が5個の黄色花を咲かせます。
神奈川県では絶滅危惧ⅠB類に分類され、生育地が限られています。河川の改修工事などで生育地が減ってしまっているそうです。
ここは自生地ではないようですが、環境を整備して増えて欲しいものです。

10月上旬 横浜市内にて

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