自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

黒い実、4つ・・・シロヤマブキ

2011-08-31 21:04:00 | お散歩


シロヤマブキ[白山吹](バラ科)
公園内の通路沿いに、シロヤマブキの実がありました。初めてこの実を見た時は、なんだかよく分からず、ただ写真を撮っただけでした。その後、シロヤマブキの実だと知り、以前このブログにも載せたことがあります。
一度なんだかわかってしまうと、その後暫らく興味がなくなってしまいます。シロヤマブキもそんな植物のひとつになっていましたが、久しぶりにこの黒い実を見て、思わずカメラを向けてしまいました。
最近、天気の良い日に散策に出掛けることができません。この日も雨の降る中、初めて行った公園で散策をしたのです。ここは自然をいかした公園で、林の中を通る道がいくつもあります。でも、こんな天気の時は、薄暗く、写真が撮りづらいですね。
雨に濡れたシロヤマブキの実を見ていたら、何となく煮豆に見えてきました。こんな感覚は、雨の中の散策ならではでしょうね。

シロヤマブキの花

8月下旬 横浜市内にて

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朝方の花・・・ヤブガラシ

2011-08-29 23:30:00 | お散歩


ヤブガラシ「藪枯らし」(ブドウ科)
今年もこの草のつるが目立つ季節となりました。ヤブガラシです。
ヤブガラシの花は、4つの花弁があり、4本の雄しべと1本の雌しべからなります。この花弁と雄しべは開花して間もなく落ちてしまうそうで、今まで観察する機会があまりありませんでした。この日は、午前早くに散策することができたので、花弁と雄しべの残る花に出会うことができました。画面左下の花は、既に雌しべだけになっていますね。でも、蜜が豊富に出るようで、アリなど色々な虫たちが集まっているところをよく見かけます。
我が家の近所では、実をつけるヤブガラシを見ることができます。今年はまだ観察に出掛けていませんが、刈り取られていなければ、黒い実を見ることができるでしょう。
近いうちに行ってみたいと思っていますが、以前観察したヤブガラシの様子をリンクしておきますので、お時間があればご覧ください。

ヤブガラシの実

8月下旬 横浜市内にて

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イヌも実って・・・イヌシデ

2011-08-28 22:25:00 | お散歩


イヌシデ[犬四手](カバノキ科)
東北地方南部~九州の雑木林などに生える雌雄同株の落葉高木。成木の樹皮は白黒のしま模様が目立ちます。葉はやや厚く長さ4~10cm、鋭頭~鋭尖頭で側脈は7~15対あります。葉柄は短めで、葉とともに伏毛があります。果苞は多数つき、長さ15~30mmで、片側だけに数個の鋸歯があり、長毛が疎生します。
先日載せたクマシデは、近くで見ることができませんでしたが、果苞の感じは違いますね。よく見ると果苞の影に、小さな果実を確認できます。
今まで気付かなかったイヌシデ、今度はアカシデも探さないといけませんね。

8月下旬 横浜市内にて

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食用な・・・ツルナ

2011-08-27 22:31:00 | 家族


ツルナ[蔓菜](ツルナ科)
北海道西南部~九州の太平洋側の海岸の砂地などに生える多年草。全体は多肉質で無毛です。茎の下部は地を這い、上部は斜上します。葉は全縁で、卵状三角形で厚く軟らかいです。
4~11月、葉のわきに黄色花をつけます。花弁は無く、蕚片は4~5裂します。
つる状で、葉が食べられることからこの名があるそうです。



以前、葉山の海岸で見たことがありますが、これで2度目の出会いです。食べられるものと聞くと、食してみたくなりますが、横浜の海には生えていないのでしょうね。
護岸工事などしてしまうと、ツルナの生える場所も消えてしまうのでしょう。貴重な植物にならないことを祈ります。

子供たちの夏休みも明日で終わりのようです。このところの天気では、夏休みという言葉が季節はずれのように感じてしまいますね。

8月中旬 千葉県内にて

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黄色い花も・・・

2011-08-26 21:44:00 | 家族


ハチジョウナ[八丈菜](キク科)
北海道~九州の海岸の砂地や荒地に生える多年草。茎は高さ30~100cmになります。葉は縁に大小の歯牙をもち、長さ10~20cmの長楕円状披針形~長楕円形で、基部は丸く張り出して茎を抱きます。
8~10月、茎先に鮮黄色の頭花を数個つけます。果実はそう果で、純白の冠毛があります。
このハチジョウナは、高さ100cm位はありました。多分初めて見たと思うのですが、白い冠毛をつけた果実の様子も観察できてよかったです。



ミヤコグサ[都草](マメ科)
北海道~沖縄の道端や草地などに生える多年草。茎は地面に伏して広がります。葉は3出複葉で柄があり、互生します。小葉は倒卵形~楕円形。4~6月、葉のわきから花柄を出し、鮮黄色の蝶形花を疎らにつけます。果実は豆果で、熟すと種子を弾き飛ばします。
ミヤコグサは、近所の草地でも見ることができますが、この海岸にも咲いていました。花の季節には遅かったのか、その数は少なかったです。

8月中旬 千葉県内にて

コメント (2)
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