自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ニワトコも咲く・・・

2012-04-30 18:47:00 | お散歩

ニワトコ[庭常](スイカズラ科)
3月の終わりに、冬芽から蕾や葉を展開させていたニワトコも、4月の半ば過ぎには花を咲かせていました。
小さな花をたくさんつけます。ひとつの花序にいくつ位の花がついているのでしょう。多すぎて数える気にもなりません。
この林縁には、たくさんのニワトコがあったのですが、去年の夏にいくらか刈り取られてしまったようです。生き残ったニワトコたち、今年も変わらずに花を咲かせてくれました。

3月下旬の様子

4月中旬 横浜市内にて

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似た花たちも・・・

2012-04-29 22:00:00 | お散歩
ジロボウエンゴサク[次郎坊延胡索](ケマンソウ科)
河岸や山野に生える多年草。4~5月、茎先に総状花序を出し、紅紫色~青紫色の唇形花をつけます。葉は2~3回3出複葉で、根生葉は長柄、茎葉には短柄があります。花の下にある苞に切れ込みのないのが特徴だそうです。
林縁を流れる小川の脇の草地では、今年もこの花が咲いていました。初めて出会ってから、3年が経ちました。下に載せたムラサキケマンほどは出会う機会はありませんが、何ヶ所か自生している所を見つけました。ムラサキケマンに比べると、花数が少なく、か弱い感じがします。

ムラサキケマン[紫華鬘](ケマンソウ科)
山野や道端などのやや湿ったところに生える越年草。全体は軟らかく無毛で、茎に稜があり高さ20~50㎝になります。葉は根元と茎につき、2~3回羽状に細かく裂けます。
4~6月、上部に総状花序を出し、紅紫色の唇形花を多数つけます。
こちらは子供の頃からお馴染みの花です。ジロボウエンゴサクの葉より、切れ込みが細かいので、見慣れればその違いは分かります。
花は綺麗ですが、全体にアルカロイドを含む毒草です。注意しないといけません。

シロヤブケマン[白藪華鬘](ケマンソウ科)
散策を始めた頃に、必死になって探していたシロヤブケマン。その頃に比べると、出会う機会も多くなりました。目が慣れてきたのか、その数が増えたのか、はっきりわかりませんが、今では珍しいという印象はありません。今年もすぐに出会うことができました。
シロヤブケマンは、ムラサキケマンの白花品種。「ヤブケマン」とは、ムラサキケマンの別名です。

4月中旬 横浜市内にて

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白いスミレたち・・・

2012-04-28 18:43:00 | お散歩
マルバスミレ[円葉菫](スミレ科)
林縁の道端では、マルバスミレも花を咲かせていました。白い花に、紫条が入ります。
タチツボスミレとは違い、地上茎がないので、雰囲気が違いますね。
マルバスミレを知って、まだそれほど経っていませんが、最近この花を見つけることが多くなりました。今年も新たな生息地を見つけたのです。
目が慣れてきたのでしょうか。

ニョイスミレ[如意菫](スミレ科)
林縁を流れる小川の畔には、ニョイスミレが花を咲かせていました。タチツボスミレと同様に、地上茎が有りますが、私が見るスミレでは、一番花が小さいと思います。
ドクダミの葉に紛れ込んでしまいそうですが、花茎を精一杯伸ばして、小さな花の存在感を示していますね。
春のスミレ、そろそろ終わりの季節です・・・

4月中旬 横浜市内にて

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実りが楽しみな花・・・ザイフリボク

2012-04-27 21:45:00 | お散歩

ザイフリボク[采振木](バラ科)
ザイフリボクも、花を咲かせてました。
この花を見るようになって3年になりましたが、なかなか納得のいくものが撮れません。
それほど樹高は高くありませんが、いずれの枝も手の届かぬところにあります。花を眺めるのには問題ありませんが、この先実る美味しそうな実を味見するには遠いです。
鳥のように、高いところも行き来したいですね。鳥たちにも悩みはあるのでしょうが、羨む身には分かりません。
6月ごろには熟す実を、今年も眺めるしかありませんね。

2011年の実

4月中旬 横浜市内にて

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キイチゴたちも・・・

2012-04-26 21:52:00 | お散歩
モミジイチゴ[紅葉苺](バラ科)
林の脇の道端では、モミジイチゴが花を咲かせていました。
毎年この季節に咲く花を見るのも、楽しみのひとつです。俯き加減に咲く花は、真っ白といっていい色ですね。
あとひと月もすれば、あのオレンジ色の実を付けることでしょう。それを待つもの楽しみですね。

モミジイチゴの実

クサイチゴ[草苺](バラ科)
別の林では、林縁の土手の上にクサイチゴが花を咲かせていました。
小さな身体に似合わず、大きな花を咲かせています。モミジイチゴと違い、上向きに花を咲かせます。美しい私を見て、と言わんばかりの姿ですね。
私が散策を始めた頃は、土手下でも花を見ることができましたが、繰り返される草刈でその姿は見られなくなりました。
でも、土手の上にはたくさん咲いています。その頃よりも、こちらは数が増えています。後に見える白いものは、全てクサイチゴの花なのです。写しきれないほど咲いていました。
こちらも、あとひと月もすれば、大きな実をつけることでしょう。その姿、見に行かないといけません。

クサイチゴの実

4月中旬 横浜市内にて

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