自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

飛び立てずに・・・

2008-01-31 18:16:28 | お散歩
よく歩く林際の道を歩いていると、枝先にとまったカミキリムシが目に入りました。こんな真冬にと思い、立ち止まってみたらどうやら死んでいるようです。よく見ると体からカビのような白いものが生えています。
家に帰ってネットで調べたら、これは白きょう病菌に侵されたカミキリのようです。 白きょう病菌は、主に鱗翅目,鞘翅目および半翅目の昆虫に寄生し、カイコの重要な病原菌だそうです。
各国で害虫の微生物的防除に用いられていて,我が国でも本菌をマツノザイセンチュウのベクターであるマツノマダラカミキリの防除に用いるための研究が進められているそうです。
(森林総合研究所「森林生物データベース」より)

このカミキリは、枝先から飛び立とうと思って力尽きたのでしょうか。
体中が菌に侵される。想像しただけで恐ろしいですね・・・・・

1月下旬 横浜市内にて 
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根付いたけれど・・・コナラ

2008-01-30 21:48:00 | お散歩
コナラ[小楢](ブナ科)
日当たりの良い林際の土手で、コナラのドングリ達が根付き始めていました。まず根を伸ばしてから、葉を開くのですね。このドングリはまだ殻がついていますが、中にはもう殻を落としたものもありました。
せっかく芽生えたコナラですが、大きく育つことはできるのでしょうか。
この林には、クヌギも生えていますが、クヌギの芽生えは確認できませんでした。コナラとは芽生える時期が異なるのでしょうか。
冬の景色は寂しいですが、新しい命がたくさん生まれているのですね。

1月中旬 横浜市内にて 
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赤い実残って・・・ヒヨドリジョウゴ

2008-01-29 21:10:00 | お散歩
ヒヨドリジョウゴ[鵯上戸](ナス科)
葉も茎もすっかり枯れてしまったようですが、この赤い実もまだしぶとく残っていました。
枯れているように見えても茎は生きていて、春になればまた新しい葉が出てくるそうです。
その頃まで、この赤い実は残っているのでしょうか。
昨日載せたワルナスビと同じナス属でが、同じ仲間でも扱いがまったく違いますね。
このヒヨドリジョウゴ、よく歩いている道端にあったのですが、今まで気付きませんでした。
まだまだ観察力が不足しているようです・・・・・

1月中旬 横浜市内にて 
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嫌われ者・・・ワルナスビ

2008-01-28 22:16:00 | お散歩
ワルナスビ[悪茄子](ナス科)
北アメリカ原産の多年草です。
6~10月、ナスに似た花を咲かせますが、果実は小さく、こんな風に黄熟します。手元の図鑑には、荒れ地や畑などに生えると書いてありますが、私は道端で見かけることが多いです。茎に鋭い刺を持ち、繁殖力も強いのでこんな名前をつけられてしまいましたが、ワルナスビにとっては、この世で生き残る大切な武器ですね。
茎も葉も枯れているのに、黄色い実はまだしっかりと残っていました。
やっぱり、しぶとい植物のようです。。。。。

1月中旬 横浜市内にて 
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早すぎた?・・・クロモジ

2008-01-27 18:08:00 | お散歩
クロモジ[黒文字](クスノキ科)
去年も載せたクロモジの冬芽です。丸いのが花、細長いのが葉の冬芽です。去年はこの時期、芽はまだ堅く、開く気配はありませんでしたが、このクロモジの芽は開きかけていたようです。
でも、よく見ると霜にやられたのか、開きかけた芽の中が茶色くなっているみたいでした。
これからも続けて観察するつもりですが、うまく花開いてくれることを祈ります。

1月中旬 横浜市内にて 
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