自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花、咲き初めて・・・ゲンノショウコ

2012-08-31 20:54:00 | お散歩

ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)
道端の草むらで、白い花を咲かせたゲンノショウコに出会いました。
強い陽射しを浴びているためか、白い花弁越しに蕚が見えますね。葯もまだ青っぽくて、新鮮な感じのする花です。
以前にも載せましたが、ゲンノショウコは身近な薬草として昔から親しまれてきたものです。花の咲き始めが、一番効果があるそうなので、今が刈り時でしょうか。
8月も今日で終わり、例年より早いゲンノショウコの花との出会いでした。

2011年の花

8月下旬 横浜市内にて

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今年の実り・・・シオデ

2012-08-30 22:31:00 | お散歩

シオデ[牛尾菜](サルトリイバラ科)
林縁の道を歩いていると、緑色をした実を見つけました。
今年もシオデが実っているようです。ここ何年か、必ず出会うことのできる実です。
林縁などで、よく見かけるサルトリイバラは、なかなか実に出会うことができません。雌株の数が少ないのでしょうか。
赤く熟す実は、シオデよりも目立つので、あればすぐに分かると思うのですが・・・
この秋もまた、赤い実を探してみます。

2010年の花

8月中旬 横浜市内にて

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トンボ・トンボ・トンボ・・・

2012-08-29 21:09:00 | お散歩
マユタテアカネ[眉立茜](トンボ科)
林縁の道を歩いていると、道端の草に赤トンボがとまっていました。
腹は赤いですが、胸は赤くありませんね。
赤トンボといっても、色々と種類がある様で、私の中ではアキアカネがすぐに思う浮かびます。
撮った時は、アキアカネだと思っていたのですが、家に帰ってもう一度見てみると、顔面にある黒班に気付きました。
このトンボは、どうやらマユタテアカネのようです。この黒い斑点が眉のように見えるので、この名がついたそうです。
秋も深まり、成熟すると、黄色っぽい胸部は褐色に変わります。

オオシオカラトンボ[大塩辛蜻蛉](トンボ科)
マユタテアカネに出会った林縁の近くでは、オオシオカラトンボも翅を休めていました。
こんな色をしたトンボは、みなシオカラトンボだと思っていましたが、これにも種類があるようです。
オオシオカラトンボは、散策をするようになってから知りました。

近くの田んぼの周りを歩いていたら、ここではたくさんのトンボが飛んでいました。
肩にトンボの止まる気配がしたので、立ち止まってみたのですが、なかなか飛び立つ気配がしません。
ゆっくりとカメラを肩に向けて撮った1枚です。
画像を確認して驚きました。このオオシオカラトンボは、私の肩の上で食事をしていたようです。
かすかに変な音が聞こえていたのですが、食事をしている音だったようです。
何故私の肩の上で・・・
何を食べていたのでしょうか。そこまでは確認できませんでしたが、面白い体験をさせてもらいました。

8月中旬 横浜市内にて

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秋の花たち・・・フジカンゾウ

2012-08-28 17:21:00 | お散歩

フジカンゾウ[藤甘草](マメ科)
林縁では、ひと際鮮やかな紅紫色の花も咲いていました。
フジカンゾウですね。
花序の先には、まだ蕾がたくさん付いています。これから花序を伸ばしながら、次々と花を咲かせていきます。
以前にも載せましたが、同属のヌスビトハギより花の色が鮮やかで、大きめなのがこの花の好きなところです。
花が「フジ」に、葉が「カンゾウ」に似ることから、この名がついたそうですが、林下での存在感はありますね。

2010年の花

8月中旬 横浜市内にて

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秋の花たち・・・ヒヨドリバナ

2012-08-27 21:13:00 | お散歩

ヒヨドリバナ[鵯花](キク科)
北海道~九州の山野に生える多年草。葉は短い柄があって対生し、長楕円形~披針形です。葉先は尖って縁にまばらな鋸歯があります。
8~10月、白色の頭花を散房状につけ、多数の花を咲かせます。
林縁などでは、ヒヨドリバナの花が目立つようになりました。小さな花はたくさん付きますが、一つ一つはどこか頼り無い感じがします。
以前にも載せましたが、ヒヨドリバナは秋の七草のひとつ、フジバカマと同属です。この季節、出会うことの多いヒヨドリバナと違い、フジバカマを今まで自然環境で目にしたことはありません。
フジバカマは遠い存在に思えます・・・

8月中旬 横浜市内にて

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