ムラサキツメクサ[紫詰草]（マメ科）
ツユクサ[露草]（ツユクサ科）
道端の草むらには、ムラサキツメクサやツユクサの見慣れた花たちが咲いていました。見慣れているから、見過ごしてしまうことも多いですね。
そんな草むらは簡単に消えてしまいます。そうすると見慣れた花たちにも出会えなくなります。
そんなことをちょっと考えながらカメラを向けていました。
盆休みも終わり、日常が戻りました。
まだ7月の写真です。
７月上旬 横浜市内にて
ニセコバンソウ[偽小判草]（イネ科）
道端の草むらで、ちょっと変わった植物に出会いました。コバンソウに似ているのですが、穂が薄っぺらいのです。今まで見た記憶が無いのですが、見過ごしていたのでしょうか。
調べてみるとこれはどうやらニセコバンソウではないかという結論になりました。
ワイルドオーツという名で、流通もしているそうで、このニセコバンソウもそうしたものが逃げ出したのでしょうか。
園芸種が逃げ出して、在来種を脅かすことも多いですが、このニセコバンソウがそうならないことを願います。
７月上旬 横浜市内にて
アカメガシワ[赤芽柏]（トウダイグサ科）
今年もアカメガシワの花を撮る機会がありませんでした。去年と同じような、花後の写真です。子房には刺状の突起が密生していますが、これも何か意味があるのでしょうね。
来年は久しぶりに花の姿も撮ってみたいです。
７月上旬 横浜市内にて
ウワミズザクラ［上溝桜］（バラ科）
今年は花を見る機会のなかったウワミズザクラですが、ひと月ほど前にはカラフルな実を付けていました。黒っぽく熟した実の表面は艶々としていて綺麗ですね。
疎らについている実ですが、足元にはたくさん実が落ちていたので、風の影響もあったのでしょうか。
ウワミズザクラの実は食せますが、未だ試食したことがありません。手頃な所につく実を探すところから始めないといけませんね。
暑い日が続き、散策に出掛ける気分にもなれず、在庫写真が続きます。
７月上旬 横浜市内にて
タカトウダイ［高灯台］（トウダイグサ科）
本州～九州の丘陵や山地に生える多年草。葉は細鋸歯のある披針形～長楕円形で、主脈は白く目立ちます。
6～7月、茎先に5個の葉を輪生し、中心から数個の枝を出し、小さな杯状花序をつけます。花弁のように見えるのは腺体です。子房は球形で、表面にいぼ状の突起があるのが特徴です。
全草、特に根茎に有毒成分を含み、口にすると腹痛や下痢、嘔吐をおこします。また、葉や茎を切ると出てくる白い乳液に触れても皮膚がかぶれることがあります。
道端の草むらで出会ったタカトウダイ、花の季節は終わりかけていました。
７月上旬 横浜市内にて
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