自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花に気付かず・・・ミズタマソウ

2008-07-09 22:20:00 | お散歩
ミズタマソウ[水玉草]
(アカバナ科)

山野の木陰などに生える多年草。茎は下向きの毛が生え、高さ20~60cm。葉は浅い鋸歯のある広披針形~長卵形。8~9月、茎先や葉のわきから総状花序を出し、こんな小さな花を咲かせます。果実は2室、2種子で、花弁は蕚片より短いです。
花弁の下にかぎ毛の密生した子房が見えますが、この構造は子房下位というそうです。
以前他の林で見たとき、このかぎ毛に露がついていて、本当に水玉のようだと思いました。そのときも花は咲いていたのですが、花の咲いていたことを忘れていました。
いつも歩いている道端で、この花を見たとき、初めは何の花だか分かりませんでしたが、やはり決め手は、このかぎ毛でした。
少し前から、この場所に同じような草が固まって生えているなと思っていたのですが、花を見ることができてようやく何の草かわかりました。
何度も歩いている道ですが、出会いはいつも偶然です・・・・・

7月上旬 横浜市内にて 
コメント (6)
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