自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

隠れて咲いて・・・シオデ

2008-07-07 18:37:00 | お散歩
シオデ[牛尾菜](ユリ科)
山野や林に生える雌雄異株の多年草で、茎はつる状に長く伸びます。
葉は互生し、光沢のある卵状長楕円形で、5~7脈あります。
7~8月、葉のわきから散形花序を出し、淡黄緑色の小さな花をこのように球状につけます。
以前載せましたが、果実は球形の液果で、黒く熟します。

ちょっとピントが合っていませんが、葉の付け根の様子です。花もここから出ていますが、他物へ絡みつく巻きヒゲも葉のわきから出ていますね。
長く伸びた若芽は、食用とします。食べたことはありませんが、美味しいそうですね。
シオデは、アイヌ語の「シュウオンテ」に由来するそうです。どんな意味なのでしょう
か・・・・・
このシオデは、林際にあるキヅタの中で咲いていました。通りかかった時は、もうキヅタの花が咲いたのかと思いましたが、引き返してよく見たらシオデでした。
シオデの花には初めて出会いました。通り過ぎずに、立ち止まって良かったです。

7月上旬 横浜市内にて 
コメント (2)
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