自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

マユミの仲間・・・ツリバナ

2008-07-08 22:08:00 | お散歩
ツリバナ[吊花](ニシキギ科)
北海道~九州の山地に生える落葉小高木。葉は対生し、長さ5~10cmの卵形~楕円形で先は尖ります。基部は円形で短い柄があります。
花期は5~6月で、長い柄の先に淡紫色を帯びる、小さな白色の花を咲かせます。果実は5稜のあるさく果で、熟すと5裂します。今はまだ、こんな緑色をしていますが、秋には赤く色付きます。
以前載せたマユミとは同属ですが、ツリバナは5数性で、花弁は5枚、果実は5裂します。
また、枝先の芽が尖り、花や果実のつく柄が長いです。
このツリバナは、何度か歩いた林の中の道端に生えていましたが、頭上に張り出した枝から垂れ下がった緑の実が目に留まりました。花の咲いていた時期にも歩いたはずですが、その時はまったく気付きませんでした。
この辺りでは、マユミはよく目にしますが、ツリバナはあまり見かけません。と言っても何度か歩いた事があるのに、この時初めて気付いたのですから、あまり説得力はありませんね・・・・・

7月上旬 横浜市内にて 
コメント (2)
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