自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

夏の思い出・・・チダケサシ

2008-07-15 21:57:00 | お散歩
チダケサシ[乳茸刺]
(ユキノシタ科)

やや湿った山野に生える多年草。
6~8月、茎上部に円錐花序を出し、淡紅色~白色のこんな5弁花を咲かせます。
葉は、2~4回奇数羽状複葉で、小葉は不揃いの鋸歯のある卵形~倒卵形。茎は褐色の長毛があり、高さ30~80cmになります。

一昨年、よく行く林際の草地に生えていたところを見つけたのですが、去年からそこでチダケサシを見ることができません。今年は別の林際で久しぶりに出会うことができました。
乳茸(チチタケ・チダケ)をこの草の茎に刺して、山から持ち帰ったことから、この名があるそうですが、去年の夏に行った栃木県で、そのチダケを見る機会がありました。道路沿いにあった、農産物の直売所で売っていたのですが、想像以上に高値で売られていました。栃木出身のあぶさん(横浜発!あぶの自然調査隊)の情報によると、栃木でのチダケ人気はマツタケやマイタケを凌ぐほどだそうです。蕎麦屋の前で「ちたけそば」ののぼりも見ましたが、定休日だったらしく、味見することはできませんでした。今度機会があれば、是非味見をしてみたいと思っています。
7月上旬 横浜市内にて 

コメント (10)
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