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結論ありきの議論って不毛じゃねぇ?

選挙が近いねぇ。選挙は国の仕組みの問題点を論争するから面白い。私が政治・立法そのものを詳しくないので、外野的に見てしまう。それではいけないのであろうけれど昔から気になる点がある。日本の民主主義は本当に民主主義であろうか?特に野党。

日本の政体は立憲君主制なのかいろいろ見解があるらしい。ひとつ判っているのは現在、日本は憲法を改正する根拠(憲法第九十六条)は有しているらしいが、方法がない。民主主義である事は間違いないと思うのだが、憲法を変える手段がないので民主主義とはいえないかもしれない。

現在、その手段を作ろうとしている。じっくり議論していただきたいものである。

こういったナイーブな問題を扱う場合の反対意見は論理的でない場合がほとんど。慰安婦問題もそうであったように、「政府徴用の事実がない」派に対して、「文書はないが徴用はあった(筈だ)」から「精神的苦痛は存在したのであるから道義的責任がある」までまぁおよそ論理的でない激論が交わされている。私はその問題に詳しくないが客観的には『たった一つの例も提示できていない』という論理に対する反論が無いようである。もちろん結果前提の無茶苦茶な反論は多数あるが。

主義主張が観念的になるほど、その派は論理的でない。ディベートにならない。上記の例を主張する派は立場を入れ替えたディベートなど全く成立しないであろう。結果が最優先的にあるために他派の勉強はしない、論理的整合性の確認はしない。これでは洋菓子が美味いか、和菓子が美味いかを主観でこっちが美味しいと主張しているのよりもレベルが低いのではないか。

脱線してしまった。民主主義は国民の総意により、舵取りが決まる。結果論を言えば民意が選択した結果を受け入れるのが民主主義だ。少数意見はその割合に応じて主張を取り入れるべきで少数派を無視するべきではない。しかし、on-offのような選択は多数決によって決まっても仕方が無い。少数派の意見をその存在率以上に反映させようとするのはアンフェアだ。そのためには結論ありきの議論ではなく、論理で議論して欲しい。そのためにはタブーや思い込みは無い方がいい。その上でこの国の仕組みを建設する議論をして欲しい。

おもしろくねぇエントリーだ。そのうち消すかな。

 

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