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住む街とライフスタイルと

40歳になった女性・綾が住む街・・・それでも女の人生は続く~東京カレンダー

東京に出てきた20代女性が40代までどの街に住んできたかというシリーズモノの最終回。都心で働いたことがほとんどない僕にとって、興味があり、刺激的な文章だった。

ちょっと自分語りをする。

僕が住んでいたのは相模原の橋本と今は武蔵小杉。僕は現在まで3事業所で勤務していたのだが、最初に購入したマンションは橋本駅近であった。当時職場が橋本郊外にあったのと、都心(本社)に飛ばされてもいいように、(職場に近い)駅から遠い一戸建ては考えなかった。橋本駅は新宿方面・横浜方面の始発駅なので。

Link記事のように街の個性を選ぶというよりは、「通勤(痛勤)」がテーマであった。幸いにもしょぼい街なのでマンションは安く購入できて、後にイオン・駅ビルができて、アリオ(イトーヨーカードー系巨大ショッピングモール)、映画館ができた。神奈川県でいうと最近のコンパクトな海老名である。新宿までの時間はともに1hであるが言うまでもなく海老名(小田急)ではたぶん座れない。近隣には南大沢に三井アウトレットがあり、デパートは立川か町田まで出た。今でもおしゃれさを求めなければなんでも揃うお勧めの街である。

そして杞憂が実現され日本橋に転勤となった。が、ドアtoドアで通勤1.5hであるが始発駅なので並べば座れた(実質2h)。ラッシュとは無縁であった。

確かに都心(日本橋)で働いていた頃は、当時(10年程前)は丸の内よりも日本橋のほうがランチも飲みも安く、店が多かった、まぁ今でもそうであろう。ランチや飲みの店を開拓するのに一所懸命であったし、高島屋にサンドイッチを買いにいったり。ランチの予算は700円程度で。たまに1千円程度で目の前で揚げたての天麩羅や洋食にも行ったかな。その意味では職場や住む場所の文化レベルは人生に影響する。

その後、職場は横浜に移ったのだが、やはり橋本から座って1.5hであった。日本橋時代は行きは着席、帰りは緩い込み具合(新宿で座れたらラッキー、つつじヶ丘くらいで座れる)だったが、帰宅時は東神奈川から確実に座れる。
 
しかし、通勤時間の長さが許せず、転居を考えた。職場徒歩圏か電車で数分、混んでない電車。京浜東北も京急も相鉄も上りは混んでいるので選んだのは武蔵小杉(候補は東神奈川・鶴見・西横浜・天王町)。当時武蔵小杉はタワマンの街として住みたい街にランキングされていたがショッピングモールは無く、安かった。
 
誤算だったのは東横線の下りが思いのほか混んでいて、横須賀線で勤務している。ここ2年でショッピングモールが充実して、橋本よりは栄えている(当然か、質的には同等という程度に武蔵小杉は新興都市)。上記のLink関連記事「豊洲」がイメージとして近い。豊洲は都心に近いけど、武蔵小杉も渋谷にはそこそこ近い(タクシー代は倍すると思う)。
 
結論じみたもの。Link記事が「街」に惚れるのは個人消費(食事・飲み・服)が旺盛だからか。そういう消費傾向がない一般サラリーマンにとって、住む街は「交通アクセス」「広さ」「子供のための駐車場」なのかなと思う。多少通勤に不便でも買い物・子供のために車が必要で一戸建て希望とか。(マンションの固定費は駐車場を入れるとけっこうな額になる)
 
武蔵小杉タワマン住民を見ていると、客層がばらけているのはいい。高齢者とか、士業とか、遺産贈与とか。昭和の大規模団地と違って年齢層がばらけている。でもグランツリーというショッピングモールには若いエリート然とした子連れが多いがマナーは最高である。そのせいかDQNというかヤンキーは皆無。
そういう意味では「豊洲」は知らんがお勧めである。高いといっても所詮「川崎市」だしね。
 
上記のLinkは古い街の紹介が多い中で、「豊洲」がぼろかすであった。小杉はもっとだめであろう。消費動向にもよるんだけど。「三茶で安心した」という層は来ないのでいいのだが。
 
ちなみに小杉から横須賀線上りを利用する計画がある人は実際を経験した方ががいい、まぁそれは東横線も目黒線も南武線も変わらないのだが。転居を検討している人は想定される通勤時間をテストした方がいい。また行き先や乗る場所で混み具合が変わるのはお約束である。
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