さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

大河ドラマ「おんな城主 直虎」第10~12話を見て

2017-03-28 23:16:17 | ドラマ鑑賞
井伊家については、知らないことばかりだったので、この大河ドラマが始まってから、主たる登場人物のことを色々調べまくったのだが、第11話「さらば愛しき人よ」は、ああついにこの日が来てしまったか・・という部分。

井伊直親を演じた三浦春馬くん・・・名演だった。脚本もよかったし、衣装も良かったし、周りを取り巻く人間の演技も良かったし。

そして、今まで見た三浦春馬くんの演技の中で、一番素敵だった。やはり日本男子は和服が似合うのかしらん?

大河ドラマが始まる前に調べた内容では、井伊直親は逃亡期間中に子供をもうけていたらしいのだが、その話はさすがにドラマには出てこなかったなぁ~。

直盛亡き後に当主となった直親はどのような経緯で松平元康に通じたとの疑いをもたれたのか、そして、このドラマではよき幼馴染だったはずの小野政次がどのような経緯で今川に讒言するのか・・直虎-瀬名姫ラインを絡めながら、そこらへんのスーリーは実にうま~く作ってあった。

そして掛川で討たれるところの、11話から12話にかけてのカメラワーク・・・とても印象的、かつ美しかった。本当は首を切られたはずなんだが、ひたすらに美しかった。

その後も井伊家では、井伊直平、新野親矩、中野直由らも相次いで死を遂げるのであるが、彼らは自分たちの運命を知っており、守る者のために死んでいくのはしあわせなどとつぶやきながら、直虎(次郎法師)と酒を酌み交わすシーンは直親の死以上に涙を誘うものであった。さすが前田吟さんの円熟の演技が光っている。

ということで、第12話はタイトルどおり、おんな城主直虎の登場で終わるが、次話以降もいろいろ大変そうだし、まるで心を失ってしまったかのような小野政次とどのような泥試合を演じることになるのか、どのように描かれるかがとても楽しみである。
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