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さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

今のホウレンソウは昔のホウレンソウとは違う!

2020-03-28 18:09:37 | 下手くそ料理帖
木曜日夜に、自宅近くの、いつもはあまり混んでいないスーパーに行ったら、キャベツと白菜は売り切れ。久しぶりにホウレンソウを買った。



そういえば、小学校の家庭科実習で初めて習った料理はホウレンソウのバター炒めだったことを思い出す。久しぶりにバターで炒めてみようかとも思ったが、ここはさらに基本に返ってお浸しで・・・。

って、茹でるだけだろう?とか思いつつ、いくつか動画を探したら、ものすごく説得力のある動画があった。なぜかもう一度見つけられなくて、ここにはリンクを張れないのだが、野菜は変化しているので、料理法も変化を余儀なくされる・・ということだ。

昔はホウレンソウは固い野菜だったが、今はサラダ感覚というか、生でも行けるんじゃないかと思えるほど柔らかい野菜になったということで、ポイントは茹ですぎないこと・・とういうことだそうだ。

まずホウレンソウは土が残っているかもしれない根元のあたりをしっかり洗う・・のは同じ。


鍋に水を沸かして、塩を入れるが、その塩の量はひとつまみでよいそうだ。


で、鍋の火を止めてから、ホウレンソウを入れる。昔は根元から入れて、根元にある程度熱が通ってから葉を入れていたが、今はそんなことをしなくてもよいそうだ。とにかく上下どちらからでもよいから鍋に入れて、熱湯の中に押し込む。箸で均等に熱湯をいきわたらせるが、熱湯の中にホウレンソウととどめる時間はたった「1分」

この後、ボウルに入れた水の中にホウレンソウを入れて冷やす(写真とりわすれた)。冷水で冷やす時間も一分。


そのあとザルにとり、


根元の位置を揃えて持って、少し水分を落とす。ギューッと絞らない。気持ち水を切る程度。


根元の根はぎりぎりまで切り落とし、ピンクの部分は捨てずに、切り分けておく。それ以外の部分は4センチ程度の長さに切る。

切ったものを2つぐらいにまとめて、両手でやさしく水を切る。決して、片手でギューッと絞ってはいけない。


取り敢えず、ピンク以外のところの半分を食べよう。


かつお節をかけて、しょうゆをちょっとかけていただきます。美味しい・・・このホウレンソウが美味しいことは、茹でた後に捨てた熱湯の香りでもわかりましたが、ホウレンソウが生き生きして、まるで生きているものを食べているような新鮮さ。


驚きなのは、さっきどけといたピンクの部分は、少し切り開いて(1株を2~3個に分けて)再度水で洗います。その後やはり両手でやさしく絞ってお皿へ。


こちらはすりごまを食べていただきました。

いやはや、実家ではピンクの部分は毒だから食べちゃいけないところだと言われて、今まで食べたことなかったんですよ。でも、葉っぱの部分より全然美味しいじゃないですか。ほんのり甘いというか。

サイト検索で根元について調べてみたら、「このピンクの部分には抗酸化作用のあるポリフェノールや、骨の形成に必要なマンガンが含まれています。捨てるのはとってももったいないので、土をよく洗い落として、根元ぎりぎりまで食べましょう。」と書いてあるサイトも見つかった。

今まで通りキャベツや白菜が買えていたら、一生知らなかったホウレンソウの美味しさかもしれない。

夜までとっとこうと思ってた、残り半分のホウレンソウも、結局3時のおやつで食べてしまった。
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