さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

挨拶のネタ

2010-01-20 23:46:48 | 読書録
(【読書録】そーなんだ!社会編61)

私の職場では、毎朝全館放送があって、各部署の人が交代で「朝の挨拶放送」をやっている。挨拶は重要なビジネスマナーであるにもかかわらず、ちゃんと出来ていない人が多いからなのだが、もう何年もこの放送は続いており、順番が回ってきたら、話すネタに困るのではないかと思う。「鳥の世界にもちゃんと挨拶はあるんです」ということで、挨拶をする鳥の鳴き声を流した人がいるのだが、今まで聞いた中ではそれが一番心に残っているなあ。

「そーなんだ! 社会編61」を読んでたら、格好のネタが載っていた。ココにいくつか紹介しといたら、わが社の人間が朝の放送ネタに使ってくれるかしらん?

☆ ☆ ☆

まず、「お辞儀」の話から始まるのだが、これがなかなか奥深い。お辞儀はもともとは「敬意を表す」という意味よりも「敵意がない」ことを示すものだったらしい。確かに、頭ガラ開きで、いつ面~ん!とやられても構いません・・みたいな格好ではあるわな。もともとは中国の影響を受けて土下座が正式だったが、大化改新以降は立ったままお辞儀をする立礼が正式になったのだという。日本人といえばペコペコお辞儀をしているイメージが海外にはあるだろうが、その形を定着させてたのは実は大化改新なんですよ~って話、朝の放送ネタとしていかがでしょう。

ヨーロッパの挨拶である「握手」も、「手に武器を持っていない=悪意が無い」を表すしぐさだという。武器を持つことのない女性にはもともと握手をする習慣がなかったというのは興味深い。

私は以前空手をやっていたが、慈恩(ジオン)という型の一番最初は、「右で拳を握り、左手の平で拳を優しく包む」ような形から始まる。以前、中国時代劇をテレビで見ていたら、男の人達が挨拶する時にそれと全く同じ動作をしていたので、これもやはり敵意が無いですよ(拳を隠している)という意味なんだろうか・・と思ったことがある。片方拳になってるけど、伝わってくるイメージは合掌に似ている。

「そーなんだ!社会編61」には、このほか世界の挨拶がイラストで紹介されているのだが、圧巻なのが、ニュージーランドのマオリ族の挨拶だなあ。舌をべろっと出しながら相手の回りをぐるぐる回ったり、鼻と鼻をこすり合わせたりするそうだ。この挨拶を異性とやるのはさすがに気が引けるなあ。新型インフル流行でみんながマスクをしていると、彼らは挨拶も出来ないわけだ。その点、お辞儀なら多少離れたところからでも挨拶できるし、マスクしててもできるから便利かも・・・。
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海老名市(神奈川)のマンホール

2010-01-20 00:41:32 | マンホール見参!
正月に実家に帰った際、足を伸ばして、わざわざマンホールを撮るだけの目的で海老名に行った!

いきなり目を引く七重の塔は、かつてこの地にあった相模国分寺の七重の塔なんだそうな。元神奈川県民なのに、海老名がそんなに歴史の古い地域だったとは知らなかったな。この七重の塔は、海老名中央公園に1/3スケールで縮小・再現建造されてるそうなんだが、それはまた別の機会に見に行くことにしよう。

その他、市の木ツゲ、市の花サツキが描かれ、中央に海老名市の市章(カタカナの「エビナ」を図案化したとか)を配している。アピールポイントがよく伝わってくる、オリジナリティの高い、よいデザインだと思う。
コメント (2)
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