さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

鎌倉散策~午後の部(2)・長谷寺・鎌倉えびす

2010-01-02 23:53:20 | ただの日記
銭洗弁天をあとにして、長谷寺方面に向かいました。結構歩きましたねぇ。メンバーは総勢14名になっているので、写真撮ったりしてるとすぐ後ろの方になってしまいます。知らない道なんで迷っては大変。箱根駅伝実況風に先頭集団に追い付いたり離れたり・・・


途中おいしそうな焼きいも屋さんがいたりして、「焼きいもトラップ」などと呼んでました。



そうこうしているうちにやっと着きました。私はここへは坂東三十三ヵ所札所めぐりのために一度来ているはずなんですが、全然記憶がありません



やや日が傾いてきたのできれいに写っていませんが、山門をくぐると池のある素晴らしい庭園が開けています。



階段を登っていくと観音堂がありますが、広々としてなかなかスケールが大きいです。



境内からきれいに海が見えます。昨年10月に似たようなメンバーで江ノ島に行った時のことを思い出しますね。



長谷寺で一番面白いと思ったのはこの輪蔵(経蔵)。



この回転する書架の中に一切経(大蔵経)が収められており、一回転させることで一切経をすべて読誦した功徳が得られるとのことです。チベット密教のマニ輪のような感じがしますね。



この書架を回す作業、結構快感なんです。何人かで出っ張り部分を手で持って回すんですが、ほとんど力はいらないので、一人でも簡単に回せるんです。3回ぐらい回して出たところで友人が来たんで、また一緒に回しちゃったりして、今日一日でずいぶん功徳をつんだみたいですね。



階段を降りて行った所に、弁天窟があります。ここも面白かったですね。暗い洞窟の壁面に弁財天とその眷属である十六童子が彫られていて、自分の好きなご尊像の前にロウソクを供えてくるのです。前の人が進まないので、ろうそくに早く火をつけすぎてしまった自分は、ロウが垂れるんじゃないかと冷や冷やしながら進んだので、あまりじっくりご尊像を見ることはできませんでしたが、かなり雰囲気のある空間でした。自分がロウソクを供えたのは、「愛敬童子」。ご利益は文字通り「恋愛」ざます。



長谷寺を後にし、バスで鎌倉駅方面に行きました。正月なのでバスが鎌倉駅前のロータリーに入れず、下馬四つ角というところで降りました。そこから「鎌倉えびす」と呼ばれる本覚寺へ。

ここは気楽でイイところでしたねぇ。もちろん参拝は初めて。



本堂の鐘(?)は、結構いい音がします。



ここのえびすさんは「波乗りえびす」とかいうキャラクターで宣伝されてるのだが、CDも出てるんだとか。

「波に乗る」というのは縁起のよい言い回しだからねぇ。私も乗りたいよ・・・。




さすがにCDは買いませんでしたが、「波乗りえびすせんべい」というえびせんのようなものを買いました。2種類味があって、私が買ったのは鯛味ですが、とても昔懐かしい風味がいたしました。




この変わった建物は「えびす堂」というのだそうですが、中には入らず、この手前あたりでお神酒または甘酒をふるまっていたところで枡酒をいただきました。すごくおいしくて、とても幸せな気分になりました。私はここで別れを告げて、家に帰りましたが、他の人たちはお好み焼きを食べに行ったそうです。私もいつか最後まで参加したいものです。
コメント (5)
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鎌倉散策~午後の部(1)・銭洗弁天

2010-01-02 23:09:53 | ただの日記
さて人数も増え、フルメンバーとなった午後の部は脚力勝負。気楽にぶらっと行ってしまった私としては、想像以上の行程に、帰ってきた今も足がヒリヒリ・・・、明日はどうなることやら。でもたまにはこんな風に歩かないとねえ。

午後の部の一番最初の目的地は銭洗弁天でした。私は神奈川県で育ったのに実はここに来たのは初めてなんです。


北鎌倉を過ぎてから、上り坂の連続。私は初参加だけに、いつまでこの坂が続くのかわからず、結構しんどかったのですが、二十歳すぎの女の子に息が上がっているのを悟られないように取り繕ってました。う~ん、減量しなくては。

一番しんどかった坂の途中では撮れなかったので、これはあとから振り返って撮ったもの(赤い矢印の先が登ってきた坂道)。でも全然大したことなく見えるのが悔しいなあ。



これも途中で撮ったものです。結構高いところまで来てますね。



山道を登りきったところから富士山が見えます。。。。でも山の周囲にガスがかかっていて見えづらいですね。この写真はちょっと苦しいですが、木の枝の下から富士山が見えますかしら。



やっと坂を登りきったところに屋台がありました。




そこで、ちょい~甘酒た~いむ!

でもここから銭洗弁天までまだ結構あったのです。



膝が笑いそうな急な坂を下って、やっと銭洗弁天到着。正式名称は宇賀福神社というのですね。ここの岩のトンネルをくぐって境内に出ます。



鳥居が沢山並んでいて、雰囲気がありますね。



お金を洗う前にまずはお参りを済ますのですが、すごい列です。毎年ここに来ている人も、こんなに並ぶのは珍しいと言っていました。



正面の社がお参り処、左側の洞窟の中に入っていくと洗い場があります。



洞窟の中はかなり暗いです。フラッシュを焚いてしまうと、そのイイ雰囲気が伝わらないのですが、焚かないと暗すぎて写りません。ソフトに焚いて、ぎりぎり雰囲気が伝わるのがコレかなぁ。

恥ずかしながら、トレビの泉のような所を想像していたのですが、全然違いましたね。



絵馬が沢山ぶら下げてあるところもあります。



洗い場でざるを受け取ります。



写真だと雰囲気が全然伝わりませんね。この洞窟の水は、源頼朝が巳の年、巳の月、巳の日 の夜、夢枕に現れた老人のお告げで発見したという霊水なのです。先ほどのざるにお金を入れて、柄杓で霊水を上から注ぐと、一瞬でお金が洗えてしまいます。さんざん並んでお参りした後、洗うのはものすごく短時間で済むので、洞窟内はそんなにごった返してはいませんでした。

さて、洗ったお金はどうするの?・・・という話なのですが、駅前の蕎麦屋さんは、「その日のうちに使うのが正解」とおっしゃっていました。だから一日で使えそうな金額だけ洗って、有意義につかうのだと。本当のところはどうなのかわかりませんねえ。「この水でお金を洗うと10倍にも100倍にも増える」というのはあくまでも言い伝えではありますが、お金を洗うと、「金銭に対していつまでも綺麗な心でいたい」とか、「お金は大事に有意義に使おう」とかいう気持ちになってくるものです。

=追記(1/12)=

実は今日知ったのですが、上にUPしている写真の中にちゃんと弁天様が写っているのでありました。(・・・って、知らなかったの私だけ?)

▼どこにいらっしゃるかについてはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/66d6bb71a05b0222e89ca326f6e30ae0

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鎌倉散策~午前の部・円覚寺など

2010-01-02 22:33:00 | ただの日記
1月2日には毎年恒例で鎌倉付近をぶらぶら歩く会が、ニフティサーブ時代からの音楽仲間の間で開かれているのですが、私は1月2日は通常実家で初詣に行く日につき、今まで参加できずにいました。ですが今年はひょんな事情から急に参加できることになりまして・・・。直前参加表明で幹事役の方に気を遣っていただいてしまいましたが、おかげで大変楽しい時を過ごすことができました。写真もたくさん撮ったので、何からUPしてよいのやら。


まずは北鎌倉駅前すぐのところにある円覚寺に行きます。ああ、ここに来るの何年振りでしょうか。



古式ゆかしき山門が見えます。禅宗のお寺の山門には仁王さんを置かないことが多いんだとか。



山門を通り過ぎる先に、清い世界が待っています。「癒しの空間」とも「神々しい空間」とも違いますね。何と言ったらいいんでしょう。白い修行の空間?



万両や千両の赤い実が、まだ花の少ない境内に、彩を添えている。庭にこんな味のある仏さんを発見。



円覚寺内の佛日庵開基廟というところの庭園でお抹茶をいただきながら休憩しました。



お干菓子は、あの有名な鳩さぶりん・・じゃなくて鳩サブレーを作っている豊島屋の小鳩豆楽というミニらくがん。すっかり気に入ったので、家へのお土産に買いました。



この佛日庵の庭には、昭和八年にあの魯迅から寄贈された木蓮の木が植えられています。ちょうどつぼみが可愛らしい時期で、ついカメラを向けた私に先輩から「木蓮のつぼみは逆光で撮らなくっちゃ」という指摘が。そのとおりに撮ってみたら、確かにつぼみの回りの毛が透けて見えるように写って、いい感じになりました。



鬼瓦の表情にも癒されます。来てよかったなと思いました。



お昼近くなったので、北鎌倉駅前の蕎麦屋さんに行きます。ここで何人かの音楽仲間と合流。



和同開珎を模した入れ物(灰皿?)に惹かれます。




朝、北鎌倉駅に集合した時、ここの店からごま油の匂いが漂ってきたので、何でか先輩に聞いたら、「関東のてんぷらはごま油で揚げるんだよ」と言われました。私は関東人なのに全然知りませんでした。せっかくなのでごま油で揚げてる天ぷらそばをいただきました。揚げた後では、ごま油の香りはほとんど抜けているものなのですね。普通においしくいただきました。



向かい側の喫茶店で、午後から合流する仲間を待ちます。私は壁の昔の蒸気機関車をモチーフにした飾りに釘付け。



午後から参加の仲間も揃い、また北鎌倉駅前を出発です。こんな素晴らしい青空になってきました。

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JRホリデー快速鎌倉(115系)に乗る

2010-01-02 20:45:35 | 鉄への道?
初詣は、ホリデー快速に乗って鎌倉へ。

狙ったわけじゃないのだが、たまたま待ち合わせ時刻にちょうどよい時間帯で着くのがこれだったのだ。

どんなのが来るかと思って楽しみにしてたら、何と115系じゃん!
東海道線のホームに停まるのだが、カラーは昔懐かしのスカ色。大宮あたりから来ているらしいのだが、大船から横須賀線内に入って鎌倉へ行く臨時快速列車だ。ヘッドマークが超シンプルだね。


115系は今の横須賀線では見れない車両だが、やはり北鎌倉の昔ながらの風情のある駅では、この古い車両が似合うねえ。年初草々イイ気分だ。




朝10時頃なので、まだ人もまばらで、空気もおいしく、楽しい一日が始まりそうな予感!




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