いやはや・・・ハードだった。11月15日の親子ふれあいコンサート以降、実質1ヶ月しかなく、こんなに自主練をしたプログラムもないのではないかと思うくらい苦労したけれど、何とか上々のうちに終わることが出来た。
演目は
コープランド/バレエ音楽「ロデオ」
バーンスタイン/ディベルティメント
ガーシュイン/歌劇「ポーギーとベス」(ベネット編曲版・・・歌入り)
アンダーソン/クリスマス・フェスティバル
まずは、出だしからアメリカンな滑り出し。アメリカのオケは、演奏者がそろって入場せずに、バラバラと適当に入っていて、演奏前に練習していて、中には次の曲をさらっている人もいる(自分もアメリカ留学時代に一度コミュニティーオーケストラの演奏会を見に行っているはずなのだが、全然記憶なし)・・なんていうスタイルらしく、今回の演奏会もそういうスタイルでやった。開場の時から既にステージに上がっている人は何人かいたが、バイオリン奏者が怖がってなかなか入らず、開演15分前あたりから、「入ろうよ、入ろうよ」と促し、やっと入った。あんまり人数がいないうちに入ると、自分の音が目立ち・・あの人下手・・とか思われてしまうし・・・で、結構そんなことに気を使ってしまった。みんなステージに出てからは堂々と普段どおりに練習・・・。
だがこのスタイルだと、本番になった時の気分の切り替えとか、適度な集中力が得られず、逆に戸惑いが多いなあ。個人的にはロデオの1楽章は、そういう意味で若干不本意。後半にかけて盛り返し、4楽章のホーダウン(Hoe-Down)はなかなかよかったのではないかと思う。
バーンスタインのディベルティメントは、バーンスタインがボストン交響楽団のために作った曲だが、なんと当日にマエストロのご友人のボストン交響楽団の人が客席に見に来てくださったそうで。。。このディベルティメントはかなりメリハリの効いたよい演奏になったと思う。フィナーレの行進曲「BSOよ永遠なれ」の最後では、全員で立って演奏。すっと立って、暗譜でにこやかに演奏しなければならず、練習時は毎回のようにいろんな指導が飛んだが、本番ではうまく行ったようだ。ボス響の方からも一定の評価がいただけたようである。
「ポーギーとベス」はベネット編曲版をベースに、若手のソリストさん達による歌とバンジョー(バンジョリン)奏者を入れて演奏した。我々は譜面灯をつけ、場内のライティングをコントロールして、ちゃんとオペラ的にソリストさん達を目立たせる演出がなされた。若手のソリストさん達、最初に練習に参加していただいた時はかなり遠慮気味だったのに、本番の舞台の上では抱きついたり走ったりの熱演ぶり(この方々とは、演奏終了後、打ち上げ開場までの道のりを一緒に歩きながら話すことが出来、非常に気さくでまっすぐなイイ方々だった。ちょっと仲間意識が生まれてしまい、最近さぼり気味な声楽をまたちゃんとやろうか・・・という気になった)。
「ポーギーとベス」は非常に難しい曲だったが、ソリストさん達の活躍やホールの方の工夫(照明や小道具も含め)にも助けられて、大いに盛り上がった。客席からも観てみたかったな。
最後のアンダーソンのクリスマス・フェスティバルでは、ウチのオケが大好きなコスプレ大会になった・・・が、殊勲賞はバンジョー奏者だったと思う。自分がどんなことをやったかは、後日語ることになるであろう。
アンコールとして、先のクリスマス・フェスティバルの一部から「きよしこの夜」をやり、お客さまにも一緒に歌っていただいた。会場を暗くして、お客さまの携帯電話のカメラのフラッシュをONにしてもらって、左右に振ってもらうなどの粋な演出をマエストロが考え出し、大変幻想的でロマンチックな終演となった。ベス役のソリストさんには、私の持ってたジャスミン姫のかぶりものをかぶっていただいたが、すごく似合ってたんで良かったわぁ~。
てなわけで、大いに燃えた演奏会終了!
演目は
コープランド/バレエ音楽「ロデオ」
バーンスタイン/ディベルティメント
ガーシュイン/歌劇「ポーギーとベス」(ベネット編曲版・・・歌入り)
アンダーソン/クリスマス・フェスティバル
まずは、出だしからアメリカンな滑り出し。アメリカのオケは、演奏者がそろって入場せずに、バラバラと適当に入っていて、演奏前に練習していて、中には次の曲をさらっている人もいる(自分もアメリカ留学時代に一度コミュニティーオーケストラの演奏会を見に行っているはずなのだが、全然記憶なし)・・なんていうスタイルらしく、今回の演奏会もそういうスタイルでやった。開場の時から既にステージに上がっている人は何人かいたが、バイオリン奏者が怖がってなかなか入らず、開演15分前あたりから、「入ろうよ、入ろうよ」と促し、やっと入った。あんまり人数がいないうちに入ると、自分の音が目立ち・・あの人下手・・とか思われてしまうし・・・で、結構そんなことに気を使ってしまった。みんなステージに出てからは堂々と普段どおりに練習・・・。
だがこのスタイルだと、本番になった時の気分の切り替えとか、適度な集中力が得られず、逆に戸惑いが多いなあ。個人的にはロデオの1楽章は、そういう意味で若干不本意。後半にかけて盛り返し、4楽章のホーダウン(Hoe-Down)はなかなかよかったのではないかと思う。
バーンスタインのディベルティメントは、バーンスタインがボストン交響楽団のために作った曲だが、なんと当日にマエストロのご友人のボストン交響楽団の人が客席に見に来てくださったそうで。。。このディベルティメントはかなりメリハリの効いたよい演奏になったと思う。フィナーレの行進曲「BSOよ永遠なれ」の最後では、全員で立って演奏。すっと立って、暗譜でにこやかに演奏しなければならず、練習時は毎回のようにいろんな指導が飛んだが、本番ではうまく行ったようだ。ボス響の方からも一定の評価がいただけたようである。
「ポーギーとベス」はベネット編曲版をベースに、若手のソリストさん達による歌とバンジョー(バンジョリン)奏者を入れて演奏した。我々は譜面灯をつけ、場内のライティングをコントロールして、ちゃんとオペラ的にソリストさん達を目立たせる演出がなされた。若手のソリストさん達、最初に練習に参加していただいた時はかなり遠慮気味だったのに、本番の舞台の上では抱きついたり走ったりの熱演ぶり(この方々とは、演奏終了後、打ち上げ開場までの道のりを一緒に歩きながら話すことが出来、非常に気さくでまっすぐなイイ方々だった。ちょっと仲間意識が生まれてしまい、最近さぼり気味な声楽をまたちゃんとやろうか・・・という気になった)。
「ポーギーとベス」は非常に難しい曲だったが、ソリストさん達の活躍やホールの方の工夫(照明や小道具も含め)にも助けられて、大いに盛り上がった。客席からも観てみたかったな。
最後のアンダーソンのクリスマス・フェスティバルでは、ウチのオケが大好きなコスプレ大会になった・・・が、殊勲賞はバンジョー奏者だったと思う。自分がどんなことをやったかは、後日語ることになるであろう。
アンコールとして、先のクリスマス・フェスティバルの一部から「きよしこの夜」をやり、お客さまにも一緒に歌っていただいた。会場を暗くして、お客さまの携帯電話のカメラのフラッシュをONにしてもらって、左右に振ってもらうなどの粋な演出をマエストロが考え出し、大変幻想的でロマンチックな終演となった。ベス役のソリストさんには、私の持ってたジャスミン姫のかぶりものをかぶっていただいたが、すごく似合ってたんで良かったわぁ~。
てなわけで、大いに燃えた演奏会終了!