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英国のEU離脱の国民投票で、ベクトル軸は動き始めた。

2016-06-25 11:15:55 | FP

英国の国民投票の結果、英国はEUからの離脱を決めたのであるが、この結果が、将来のEUの瓦解の方向に舵を切ったことは間違いないだろう。戦争さえ起らなければ、民主主義と一緒で、多数の独立国家でいたほうが良いのである。ヨーロッパは一時期、巨大国家を目指したのだが、それが一部の国の支配になったと多くの国の人たちが気づき始めたのである。それでも、東欧諸国のように、戦争の危険にさらされている国は、巨大国家の一員になることを望んでいるのだが、他の多くの国民は自身の独立が危ぶまれていることの方が気になりだした。それは例えば、イギリスで言えば、白人の低収入の労働者たちだ。古くからのイギリス人で、新しく参入してきた新イギリス人たちに職も、地位も奪われている人たちだ。それはフランスでも、ドイツでも、イタリアでも、政治運動化してきている。このベクトルの動きは右に行ったり、左に動いたりする。イギリスからの分離独立を目指すスコットランド民族党のスタージョン党首は早速、この結果を受けて、「スコットランドがEU=ヨーロッパ連合にとどまるため、あらゆる手を尽くす」と発言した。だが、大方の関心はギリシャのEU離脱である。(2016.6.25)

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英国のEUからの離脱は本当の意味でショックではない。

2016-06-24 10:47:52 | FP

英国のEUからの離脱の是非を決める国民投票が締め切られ、開票の最中である。投票後の聞き取り調査では残留派がリードと出たり、中間発表の各地では、予想以上に離脱派のリードが発表されたりと、情報は錯そうしている。さて、今回、もし、イギリスがEUからの離脱を決めれば、リーマンショック級の経済的な影響を世界に与えると識者は述べる。リーマンショック。思い出すのは、その日であった。私はリーマンブラザースが倒産したというニュースが報じられた日に、ラジオの番組に出演していた。私は、予定していた原稿から外れ、「この倒産が世界的にも、日本にも、大きな影響を与える」と述べた。対談者はにこやかな顔で、「そうですよね。世界は狭くなりましたからね。」と一般論で答えた。それだけ多くの人がショックが起こるとは思わなかったのである。リーマンの倒産が、リーマンショックとなったのは、それから2~3週間たってからだった。英国のEUからの離脱は、多くの人が最初からショックだと決めつけている。その分、ショック度も低いかもしれない。そして、この影響は極めて長期的なものだ。世界経済が収縮に向かうターニングポイントでもある。ただ、投機筋やフアンドなどは長期の案件を短期で動かすという特徴がある。だから、しばらくはめまぐるしく、為替や株価に変動をもたらすことになるが、落ち着けば、元に戻っていくかもしれない。(2016.6.24)

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 追記:イギリスBBC放送は午後12時過ぎ、離脱派の勝利が確実だと報じた。

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アインシュタインの終末予言

2016-06-23 11:24:04 | FP

アインシュタインの終末予言というのをご存じだろうか。イスラエルのエルサレムにある「写本館」に収められているという。アインシュタインという人は1916年に発表した時空・空間に関する理論、「一般相対性理論」で、いくつもの予言をしてきた。重力レンズ効果・重力による赤方偏移・水星の近日点移動・時間の遅れ。重力波はアインシュタイン最後の宿題とも言われてきたが、これも近年、存在が証明された。そのアインシュタインが残したとされる終末予言である。不気味である。彼はこう言っているという。「第三次世界大戦がどのように戦うのか私にはわからない。だが、第四次世界大戦では、人類が石とこん棒で戦うであろう」どうも彼は第3次世界大戦は止められないと思っているようだ。そして、その後に起こるであろうと思われる第4次世界大戦の表現が印象的である。多くの人は第3次世界大戦で、文明利器のすべてが破壊されてしまうと解釈するかもしれないが、どうもそうではないらしい。人類は文明を起こしたり、使うことができないほどに退化してしまう、化け物のような存在になってしまうということを彼は予言しているようだ。(2016.6.23)

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韓国の老人地下鉄宅配という制度

2016-06-22 10:50:03 | FP

韓国では、65歳以上になると地下鉄乗車券が無料になる。これを利用して、「老人地下鉄宅配」という素晴らしい制度ができている。文字どおり、高齢者が地下鉄を利用して、主に重量の軽い書類や衣類などを宅配するサービスである。何が素晴らしいかというと65歳未満の力あふれる人たちは参入できない制度だからである。平等であれば、力も機敏性もない老人は負ける。職は若者のものとなる。賃金が安いと言うだけなら、外人に頼んだ方が効率は良いし、見栄えも良い。こうして、高齢者は働きの場から遠ざけられるのだが、日本の総和という面では、どこかで、高齢者にも働いてもらう必要がある。政府は総論として、老人にも働きの場をというのだが、各論の政策では、どんどん、彼らの働きの場を減らしている民間企業に追随している。さて、韓国の「老人地下鉄宅配」である。日本にも、東京都のシルバーパス制度がある。この購入費用位を企業が負担すれば、けっこう、小さな産業にはなるような気がする。何よりも、今の高齢者こそ、日本の現在を作ってきた人たちなのだ。意地があるのだ。しっかりと働く。(2016.6.22)

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駒込病院はあの待ちながらイライラする感覚をどうにかしようとしたのだろう。

2016-06-21 10:43:46 | FP

客を平気で待たせる職種と言えば、銀行、役所、病院である。それは今も昔も変わらない。だが、彼らも努力はしている。銀行の場合で言えば、彼らは客をATMという自動支払機に誘導する。ATMという機械の前で、顧客に作業をさせるのだ。これまでなら、その作業は銀行の事務職員がやっていたのだ。客は事務職員が作業をしている間、待つことになる。頭の良い銀行はその時間を無くしたのだ。客は自分が作業している時間を待っている時間とは思わない。役所は随分と効率化に励んだようだ。どこの役所でも、来客した人をNo表示することや来客目的別に細分化することで、待ち時間を大幅に減らしているようである。さて、病院である。実は驚いたのである。昨日、都立駒込病院に行った。そこでは、大きなスーパーのフードコーナーで渡されるような小さな機械を各自に持たせるのだ。その機械は例えば、医師から順番が来て、呼び出されると音楽とともに、その内容が表示される。つまり、その機械を持っていれば、何も、診察室の前の待合室に、何時間も待っていなくてよいのである。そんな事情だろうか、私が待っていた待合室は、他の大型病院のような混雑はなかった。ガラガラである。もちろん、駒込病院の来院患者数は変わらずに多い。多いのだが、多さを感じさせない。例えば、どこか静かな場所で、コーヒーを飲みながら、読書をしていても良いのである。だから、この病院の場合には、待つ時間の短縮よりも、あの待ちながらイライラする感覚をどうにかしよう考えたのである。(2016.6.21)

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