ゴミは私たちの回りに溢れている。1週間も掃除をサボれば、部屋中が埃だらけになることを見れば、私たちが動き回ることだけで、ゴミは出てくるのである。それだけ人間はゴミを出す生物なのである。一般的な動物は人間と同じようにゴミを撒き散らすのだが、不思議なことに彼らのゴミは自然に帰る。だからゴミとは言えない。ところで、今、「燃やすゴミ」を減らそうという運動が起こっている。私たちの出す「燃やすゴミ」のうち、紙類が33%で、生ゴミが31%と全体の2/3を占める。紙類はリサイクルできるものは資源物へと呼びかけられているし、そもそもこれほどに紙類が必要なのかと言われている。だから会社でもノーペーパー化などの動きが活発化している。家庭でもそろそろ見直しの時期が来ているように思う。さて、私が注目するのは生ゴミである。土を持たない都会人には、ペットの墓まで苦労する。ベランダで家庭菜園する人なら分かると思うのだが、植物は土から養分を取る。当然、土は痩せてくる。平たく言えば、減っていくのである。そこで生ゴミである。生ゴミは燃やすよりも土に返すほうが望ましい。しかし、都会では異臭や微生物の発生などの被害が出るので、燃やすしかないと思われているのが実情だが、例えば、プランターの土に生ゴミを埋め込むだけで、匂いも無く、栄養豊富な堆肥に変わる。高価な生ゴミ処理機を買得る人はそうして欲しいのだが、買えない人も土の力をもっと利用してみるのも良いと思うのです。
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