東京の新型コロナ新規感染者数が4万人を超えた。今や60人に一人がコロナ菌を持つ保菌者だという。無症状者も多いから周りにはそれ以上の人たちがこのウイルスの餌食になっているものと思われる。私が気になるのは政府の行っているテレビCMである。盛んにマスクの着用は野外では不必要だと宣伝しているものだ。タイムラグがあるのだろうが、一度決めたことはどんなにコロナがまん延していようがやめない姿勢にうんざりとさせられる。感染症分野の専門家からは空気中を漂うウイルスを含んだ微粒子エアロゾルでの感染が多いのではないかとの声が強まっている。これまではもっぱら、飛沫(ひまつ)感染が主だと思われてきたのことに比べれば圧倒的な違いだ。これまではエアロゾル感染はあるにはあるが主ではない。唾など、ウイルスを含んだ水分は比較的に重いので、空中を長く漂うことはできないという考えだった。しかし、このオミクロンBA.5は長く空中を漂うようだというのである。ならば、どのような場合にもマスクは必要ではないか。少なくともマスク不要論を大々的に宣伝する時ではないのだ。(アマリリス亭へようこそ、2022.07.29)
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