中国の上海福喜食品が使用期限切れの食肉を使い加工品を販売していた問題は日本にも大きな影響を与えているのであるが、このたび、その鶏肉を輸入し、販売していた日本マクドナルドが輸入量が大幅にダウンした鶏肉に代わり、豆腐を使った豆腐ナゲットを販売するという。これはとても大きな示唆となる。日本は自給率が悪いという。自給率が悪いとなぜ、いけないかと言うと、もし、戦争など、世界が混乱する事態になれば、日本に食料が入ってこないというものである。だが、これは、今のような飽食のための、食材がはいってこないということで、食べ物が完全になくなり、1億人の民が瞬く間に、飢餓に陥るということではない。チキンナゲットを豆腐ナゲットにして、しのいでいけば良いのである。豆腐の材料がほとんどを輸入に頼る大豆なら、日本でとれる古米などを原料とするナゲットを作ればよいのである。食料油が不足なら、ナゲットもどきを作ればよいのである。