あまりニュースになっていないが、現在、中米のコスタリカでＦＩＦＡのＵ１７女子ワールドカップが開催されている。高倉麻子監督のもと、日本チームは南米１位のベネズエラを圧倒し、決勝に進んだ。そして、明日、スペイン代表との決勝戦である。今回の日本チームは、私が見る限り、突出したスター選手はいない。ある意味、全員がスター選手のようなもので、準決勝までの５試合で、２１得点を挙げたが、その得点は１１人もの選手で、挙げたものだ。パラグアイ戦では、１０得点を挙げ、試合終了後、相手監督がまるで、お手上げだというようなジェスチャーをしていたのが印象的であった。チームの特徴はワンタッチパスでボールをつなぎ、手薄になったスペースをドリブルで駆け上がるという、体格に劣るに日本チームの特徴を継承しているのだが、これまでのチームに比べて、全員が攻撃に参加していく姿勢を見せていることがすごいのである。それでいて、防御も優れているのだろう。５試合で１失点である。その１失点も、ベネズエラ戦の終了間際のロスタイムに入れられたもので、試合が決まった後の失点であった。さて、明日は決勝戦である。もし、優勝できれば、なでしこジャパンがドイツ大会で成し遂げた優勝に次ぐ、快挙である。楽しみである。
Y-FP Office Japan
Y-FP Office Japan
