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大きすぎてつぶせない銀行の存在。

2014-02-27 12:01:28 | FP
リーマンショック後のアメリカやバブル崩壊後の日本の銀行の中には、大きすぎてつぶせない銀行の存在があった。経営破たんしたそれらの銀行をつぶしてしまった場合の社会経済に与える影響が大きすぎたからである。だから、政府はそれらの銀行に資本注入し、生存を図ったのである。アメリカでは自由主義の国であるから、一部の銀行救済にFRBが関与すること自体に批判が集まるのだが、米ニューヨーク地区連銀のダドリー総裁は25日、「大きすぎてつぶせない」金融機関の解体に反対する考えをあらためて示しす、一方で、「『大きすぎてつぶせない』銀行が存在する限り、金融安定の目標達成は難しいままだろう」とも語った。苦渋の選択である。ただ、金融システムがある程度、成熟している国々の場合には、つぶせないと言っても、それなりのペナルテイーなどは貸すことができる。日本の大手行なども、注入された資本金の返済をほとんどの銀行が完了している。問題は中国などの新興国である。それらの国の大手行は国策的に存在しているところも多いので、つぶすどころか、擁護する。しかも、それらの国の金融機関の実力は世界経済の動向を左右するほどに大きくなっているのである。

Y-FP Office Japan

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