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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

臨終間近か、愛機VAIO PCG-FX99(NotePC)

2006年05月03日 23時48分21秒 | PC+AUDIO
 私が自宅、常時使っているパソコンである、ソニーのVAIO PCG-FX99というノート・パソコンなのだが、これがそろそろ逝ってしまいそうな状況になってきた。今回はいよいよキーボードがいかれたらしく、いくつかの文字が打鍵しても表示されなくなってしまったのだ。昨日、ちょいとキーボードの部分に水をかけてしまったのだが、それが原因かもしれない。いずれにしても、電源投入時にディスプレイがやたら暗かったりするし、最近はCPUがやたら加熱して、システムごと極端にレスポンスが悪くなったりするのも日常化してきたので、そろそろ寿命かもしれない。

 今、ちょっとメーラーを見てみたら、2001年の4月か一番古い受信記録だったので(それまでMacを使っていた)、このパソコンは都合5年くらい使ったことになる。こらちの手荒な扱いが災いして何度か修理したものの、それ以外は特に問題なかったから、5年というのは、私が購入したいくたのパソコンの中でもおそらく一番寿命の長いパソコンだったことになろう(この5年間でノートパソコン用にCPUが劇的に進化しなかったという事情も無視できないが....)。某所ではよくソニー・タイマーとかいって揶揄されたりもするが、使った印象としては、アダプターの断線やらなんやらがやたら多かったMacなどに比べれば、よほどしっかりとした丈夫な代物だったのではないか(笑)。

 ともあれ、キーボードが使えなくては実質的にパソコンは使い物にならない(この文章は代替機として出してきたモバイル用のノートLOOX T70Fを使っている)。これをさらに修理して使うという手もあるが、5年も使えばいい加減元はとった気がするし、これに数万円かけてメンテするというのは、ちと考え込んでしまうところはある。となると、新しいパソコンの購入ということになるが、うーむ、GW中ということもあるし、この二、三日中に秋葉にでも繰り出して、ノートパソコンでも眺めてくるか。
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私が昔使っていたオーディオ機器 [2] YAMAHA AX2000(Pre-Main Amp)

2006年04月04日 22時01分17秒 | PC+AUDIO
 しばらく前に取り上げたビクターのA-X1000の次に購入したのが確かこれ。91年くらいだったと思いますが、定価24万でA-X1000のほぼ倍、買値でも20万ちょっと切ったくらいでしましたから、当時としてはけっこう大きな買い物でした。ビクターから何故ヤマハにいったのかといえば、このアンプに先行して購入したCDX1000というCDプレイヤーの音がとても好きだったということに尽きます。それまで使っていたソニーのCDプレイヤーはこれといって特徴がない音だったように思いますが、CDX1000はいかにもヤマハらしい繊細で透明感の高い、明るい音に一聴して魅了されたからです。なので、「もし、この後、アンプを買い直すとしたもう絶対ヤマハしかない」とか思っていたワケですね。

 購入してきた時は、音以前に外装の高級感と28kgという重さに驚きましたね。ぴかぴか光ったサイドウッドに、つや消しのシルバーのパネル、いかにみパーツがぎっしりつ詰まってますという重量と、もう音を聴く前から購入した満足感みたいなものがあったのは、さすがに高級機故のことだったんでしょう。
 もちろん、音の方はCDX1000と同系統の繊細さ、透明感、切れみたいなところを全面に出したいかにもヤハマ的な音で(ヤマハ・ビューティーとかいう人もいた)、数年間、ビクターのアンプのねちっこい音をずっと聴いていた反動もあったとは思いますが、まるで霧が晴れたような明るい音が部屋に広かった時は、おぉ、これだこれだという感じで実にうれしくなりました。もちろん、低音のパワー感も十分で非常にタイトに締まった低音はスポーティーな美しさがあったように記憶しています。

 あと、このアンプでおもしろかったのはけっこう良質なDAコンバータを内蔵していた点。デジアナの入力端子がやたらと多く、コントロール・センターとしての機能が充実していたせいもあって、CDX1000のアナログ/デジタルの音の違いを楽しんだり(あんまし変わらなかったが-笑)、安物のLDプレイヤーの音がデジタル・アウトして、アンプのDAコンバータで再生したら劇的に音が良くなったりして、次々にデジタル・アウトに以降していったのは、他のアンプにはないプロセスでしたね。
 そういうワケでこのアンプは、ほとんど購入直後から調子が悪くなってアキュフェーズの中古に切り替えるまで満足できました。私が購入したプリメイン・アンプではもっとも愛用したアンプといえます。ちなみに、このアンプ友人宅で現在も元気に動いているようです。
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FUZE FCR-10(クロックラジオ+CDP)

2006年03月03日 23時31分18秒 | PC+AUDIO
 数日前に某巨大激安ショップで購入してきたものです。クロックラジオにCDプレイヤーがついてもので、店内で見かけた時は「おぉ、これだ、これだ」とか思って購入しちゃいました。私は朝クロック・ラジオを目覚ましにしているんですが、それが壊れてかけていたもので、ここ一ヶ月くらい探すとも探していたのです。ネット等でこの手の製品を探すと、普通の置時計にラジオがついたようなものとラジカセに時計機能をつけたものに大別されるように感じたんですが、前者はソニー製のいかにもラジオってな感じのICF-CA5Vというのが、なかなか良さそうだったものの、何しろ1万円という価格に尻込みしていましたし、後者は「おいおい、もうひとつベッドの脇のCDラジカセの置くのかよ」みたいな仰々しいのばっかりで、これまたいいのがなかったんですね。いずれにしても、このデフレの時代に目覚まし時計に高い金かける気はないし、ラジカセみたいなのもちょっと思ったところにコレを見つけたという訳です。

 さて、このキカイ写真だけみるとラジカセそのものなんですが、とにかく小さいんですね。幅20cmくらいですから、無理すれば大人の手のひらにのっかります。時計表示は大きめでシンプルそのもの、目覚ましにラジオかCD、もしくはアラームが選択可能ですから、とりあえず枕元のCDラジカセはめでたくとっぱらうことができたというのがいいです。最近は枕元でCDを聴くなどということはほとんどないんですけど、一応聴けるようにはしておきたいという気持ちでCDラジカセを置いていた訳ですが、なにしろ枕元にクロックラジオ、目覚まし時計、ラジカセ、本とかごちゃごちゃしていたので、これは少しはすっきりしたという感じですか。音質もこれまでのクロックラジオに比べればさすがに余裕ある音だし(CDの方はサイズ的にプアそのものですが-笑)、受信状況も良好なんで、毎朝重宝してます。

 しかし、オッサンになると、どうして朝はニュースを欲するようになるんですかね。若い頃は通勤途中で新聞読んだり、携帯ラジオ聴いてる人の気持ちがさっぱりわからなかったもんですが、なんか40過ぎたあたりから、急速に「やっぱ朝はニュースだろ」みたいな気分になってきました。どうしてなんだろうなぁ???。あっ、ちなみにこのキカイですが、値段は4500円くらいでした。フューズというメーカですが、調べてみるとここから新しい機種が出たようなので、こちらは処分セールみたいな感じになっていたようです。おそらく9800円くらいで売られていたようですから、まぁまぁ、安い買い物だったですかね。
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SHARP W-ZERO3 (PDA+PHS) [2]

2006年03月02日 23時31分55秒 | PC+AUDIO
 という訳で購入後約2週間経ったW-Zero3だが、大分使いこなせてきたというか、用途が定まってきたという感じだ。使いこなしという点では、各種ユーティリティー類でカスタマイズした点が大きい、各種ボタンにアプリの起動やネット接続の生むを割り当てたり、スタートメニューの改造などとちまちまとやって、かなり手に馴染んできた。用途としては予想できていたことではあるが、電話あるいはスケジューラとしては全く使っておらず、ディスプレイの広さとそこそこの通信速度を活用してネット端末(ブラウザとメーラー)として使っているという感じだ。このところ出張が多いので、出先でレストランなんかで飯が来るまでの間のウェッブでニュースをみたり、メールを確認したりと、けっこう役にたっている....というか、もはや出先ではこれなしではいられないという感じになってきた。

 ついでに書くと、ここ数日、例の民主党のメール騒動のおかげで、2ちゃんねるのニュー速が久しぶりに大きく盛り上がっていたのだけど(笑)、ポケギコというPDA用の2ちゃんねるViewerのおかげで、出先や通勤途中に多いに楽しませてもらった。本日、民主党は記者会見でほとんど全面降伏の様相を呈したおかげで、スレッドも落ち着いてきたようだけど、格好のネタにされていたよね。国会議員というのは偉い先生なんだろうけど、あそこまでボロボロに攻撃されては立つ瀬もないだろうなと思う。まぁ、ネタにされておかしなくない出来事ではあったが....。
 しかし、どうやれば、あんなにまずく杜撰な対応になるのか、万事アバウトな自分から見てても不可解な一件だったよなぁ。いずれにしても、こういうの人の常といったらミもフタもないけれど、ここ数日「おいおい、人を追求する時はずいぶん舌鋒鋭いけど、自分や身内にはやけに優しいのね」というのが、PDA眺めながら常々思っていたという感じ。おっと脱線した。
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AU Sony Ericsson / W32S [2]

2006年02月28日 23時31分44秒 | PC+AUDIO
 昨日ようやくモバイルSuicaの登録が終わりました。当方のマヌケなミスが続いたおかげて、手続きに3週間もかかってしまいましたが、なにしろモバイルSuicaを使いたくて2月3日に機種変更した訳ですから、ずいぶん長いこと感じたものです。職場では、密かに「オレが一番早い!」とか思っていたのですから、さすがにネット関連の強者が揃っている職場だけあって、あっという間に何人かに先を越されてしまいました。まぁ、どうでもいいことですが....。

 しかし、使ってみると余りに当たり前といえば当たり前なんでしょうが、改札のセンサーにかざすのがカードかケータイって違うだけで、改札の液晶ディスプレイに表示される内容も別段普通の定期と変わらないし、何の感激もないです。「オレはこの三週間、いったい何を楽しみにしていたんだ」という感じ(笑)。むしろ、昨夜、定期を新規で購入したり、電子マネーもチャージした時の方が、いかにも新メディアに触れているワクワク感ありました。まぁ、これからグリーン席なんかでその利便性を発揮してくれることを期待してます。

 ところで、前回も書いた通り、この機種処理速度が格段にアップしたせいで、画面の切り替えやアプリの起動がけっこう早くなったので、モチベーションが上がったのか、これまでケータイではほとんどやる気もおこらなかった、ちょっとしたスケジュール管理だとか、アドレス帳の整備などけっこうマメにやってます。私のこういう煩瑣な作業というのは長続きしない訳ですけど、先日、オンラインで購入した「MySync Suite」というソフトがけっこう使い勝手が良いこともあって、やらなくちゃと思っていたアドレス帳再編成を数年ぶりにやって、気分的にもすっきりしましたし、劣悪な入力環境を補完すべく定型句を充実させたりして、使い勝手をちょくちょくアップしています。前回も書きましたけど、私としてはこの機種でよーやく、携帯端末として使い物にやってきたかなという印象です。
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SHARP W-ZERO3 (PDA+PHS)

2006年02月17日 23時50分53秒 | PC+AUDIO
という訳でW-ZERO3である。購入するきっかけはこうだ。早い話が携帯をW32Sに替えたことで、回線速度や性能も上がり携帯電話でもって、インターネットにアクセスすることが非常に現実味を帯びたことで、それまでのClieとAirH"を使ったインターネット・アクセスが一気に貧相なものになってしまったということなのである。たかだかGoogleのトップページを表示させるのにどうしてああも時間もかかるのか、その差は歴然だった。どこかの言い回しをすれば、モバイル端末としての携帯電話の優位性は、もはや「確定的に明らか」という感じになっていたのだった。

 そんな訳で「もうAirH"止めるかなぁ」と、思うともなく思っていた時、ふと見かけたのが、職場でとなりに座っているこの方面に詳しい同僚が使っていたこのキカイだった。カードを指して通信とかいう無骨な形ではなく、PHS電話を大きくしてPDA化し、ディスプレイはVGA、入力デバイスとしてキーボードがスライドして現れるというスタイルは、「おっ、なるほど、今はこういうもんがあるのか」という感じだった。実際にネットに接続してもらったところ、表示速度もそれなりに早い...というか、今使っているAirH"の回線速度なのか、ClieのCPUの問題なのかわからないが、あらためて現状の「ほとんど使い物にならない遅さ」を痛感することになったである。
 自宅に帰って、いろいろ調べてみると、結局、こういうスマートフォンというのは、欧米はともかく日本では「走り」な代物であるらしく、現状選択肢としてはこれしかないことが分かった。アイデアは良いが常にデザインがイマイチなシャープ製、OSが使いにくいことでは定評のあるWinCE系と、私的にはいろいろ逡巡する要素はあったものの、ともあれ選択肢は「止めるかコレか?」ということを後ろ盾にして、昨日に購入してきたという訳だ。

 そんな訳で、昨夜からあれこれといじくっている。残念ながら使い勝手は余り良くない....というか、私みたいな人間、一応、ネットで飯を食っているような人間が使っても、けっこう扱いが難しいのはちと閉口した(オレが馬鹿なだけか-笑)。いくつかのユーティリティーやアプリ、カスタマイズを加えて、大分使いやすくはなったが、デフォルトでは何をやるにしても、手間がかかりすぎで、やけにストレスが溜まるという感じである。
 とはいえ、インターネットにVGAのディスプレイでアクセスできるPDAとしては、けっこう優秀かもしれない。携帯のように限定的な形ではなく、この大きさで、かつそこそこの速度でインターネットアクセスできるというはいい。電車の中で自分のブログが眺めつつ、適当に編集するなどということが、普通にできたりする訳だ。これはやはり凄いことだと思う。という訳でしばらく、これを使いこなしてみることにしたい。
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SONY Clie PEG-NX80V (PDA) + AH-H403C(PHS Card)

2006年02月16日 23時13分13秒 | PC+AUDIO
 PDAという機械は、これまでPalmrを数台、初代Mobile Gea、そしてこのClieと思い返すと、けっこういろいろ買っているが、どれをとっても痒いところに手が届かないというか、あまりにマニアックだったり、性能に限界がありまくりだったりして、満足とはほど遠いものばかりだった。おそらくPDAの本来の目的はもっと違ったのだろうが、近年のPDAの目指すところはほぼ「モバイルノートより小さい携帯パソコン」という位置付けに落ち着いてきていて、のっかるOSやハードもほぼその通り流れのってヴァージョン・アップを重ねていっているのが現状だと思う。

 PDAは、サイズの物理的制約→入力デバイスが極端に貧弱+大きなバッテリーを積めないので→入力効率が悪い+駆動時間が短い→駆動時間を伸ばすため本来であればハードディスクであるべき記憶媒体が、多くの場合メモりに代用される→OSやアプリケーションは小さなサイズを要求されるので機能が貧弱....といった様々な制約があるので、よほどの発想の転換とか、技術革新でもない限り、これらを一挙に解決するようなPDAは出にくいのだろうと思う。たまにネット上で大絶賛されたりした機種でも、実際、使ってみると、マニアックな楽しみはあっても、個人的には満足にはほど遠いのが実情だ。しかも、近年は携帯電話という、まさしく携帯と呼ぶに相応しい端末がPDAの守備範囲とクロスする形で爆発的に普及してきたので、片手で操作しにくいPDAはサイズ的にも、中途半端なものなってきて、存在意義みたいなものが一気に薄くなってもいるのではないだろうか。

 こんな状況下では、結局PDAの残された道は、携帯より大きな情報量が表示できるディスプレイ+少なくとも携帯よりは入力しやすいデバイスで、よりパソコンに近づいた機能を実現するしか残された道はないのではないか。調度2年前の今頃に購入したクリエは、そんな意味で製品のコンセプトがぴったりとその方向にフォーカスしていて、私は久々に購入意欲を刺激されたPDAだった。二つ折りのデザインにキーボードをドッキングさせるというのはいかにもソニーらしいコンセプトだったし、「なんかとか出来る」とかいう次元ではなく、インターネット接続が前提になったアプリケーション構成は、「おぉ、これだこれだ」と言う感じがしたものだ。実際に使ってみると、実は不満続出だったりしたのだが、こうしてまがりなりも、この2年間使い続けたところを見ると、それなりの使い勝手があったということなのだろう....

....などと書きつつ、実はこの機種今日で使い収めとなった。何故かといえば、本日、ほとんど衝動的にシャープのW-Zero3というスマートフォンを購入してきたしまったからなのである(続く)。
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私が昔使っていたオーディオ機器 [1] Victor A-X1000(Pre-Main Amp)

2006年02月08日 20時44分14秒 | PC+AUDIO
 前にとりあげたNEC A-10のところにもちらっと書きましたけれど、1984年の年の瀬、私はそれまで使っていたトリオのアンプ(今となっては機種不明)をA-10切り替えるべく、秋葉に趣きました。しかし、くだんのアンプはどこも売り切れ、せっかく勇躍して秋葉まで来たのにと、がっくりしていたところ、ダイナミック・オーディオだったか、そこの店員さんに熱心に勧められ、購入してきたのがこれでした。その店員さんは「A-10もいいけど、こっちも使っているパーツは凄いですよ。パワーだって負けてないですし、なにしろビクターの音ですからねぇ....」みたいなことをいったようないわないような記憶ありますが、とにかくこの価格にしては、とても豪華な内容であり、音質も文句なしってことだったんでしょう。

 自宅のラックにセットして一聴した時は、まずは低音のパワー感に驚きました。このアンプは128,000円で前のトリオのアンプのほぼ倍近い金額でしたから、音も良くなって当たり前だったのかもしれませんが、「音が良くなる=解像度アップ」みたいに思っていた私には、この低域方向の拡大というグレードアップは目から鱗状態でした。当時はクラシックに耽溺していたこともあって、オーケストラのマッシブな力感みたいなところはもう音の次元が違ったという感じだったのです。思い返せば、当時の私はオーディオは好きでも、良い音のなんたるかを実はなんにも知らなかったんですね....。ところがこうした音の迫力に感嘆しつつも、しばらくするとこの機械のもつビクターらしいとしかいいようがない、ぽってりと厚い暖色系の音に少しづつ違和感を感じるようになってきたんです。

 結局、この機械をその後4~5年使うことになる訳ですが、使えば使うほどにもっとシャープでスピード感ある音を求めていることに気がついたってところでしょうか(別にこの音がキライだという訳ではなかったんですが)。雑誌など読んで、理屈ではメーカー別の音のキャラクターを分かっているつもりはなっていたけれど、一定期間使って得た印象というのは雑誌に書いてあることと、けっこう違うもんだということが感得できたのも、この機械を使った得た貴重な体験であります。
 蛇足ですが、この機種の時期くらいからですかね、中堅騎手であろうとアンプの重さが20kgを超えるのはもう当たり前。メーカーもこぞって重さ比べ、筐体の剛性競争みたいになっていったのは....。
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AU Sony Ericsson / W32S

2006年02月03日 12時25分18秒 | PC+AUDIO

 おおよそ1~2年に一回の割合でとっかえている携帯ですが、そろそろ前の1402Sが古びてきたので、モバイルSuicaを使いたいとの理由でW32Sに取り替えてみました。これで私が使った携帯も6台目くらいになるんですかね。最初の2台はもうメーカーすら覚えていませんが、それ以降はもうずっとソニー、ジョグダイアルが使いやすかったのと、デザインが他社に比べていつも一頭値を抜いているような気がするのが理由です。しかし、今回のW32Sはデザインこそいつものソニエリ調なものの、なんとジョグダイアルがない!。これはけっこうショックです。ここ数日、代替機として使っていたW31Sもありませんでしたから、これってもうソニエリの既定路線なんでしょうか。ジョグダイアルの機能性ってのはなかなかのものでしたし、けっこうファンも多くて、他社との差別性という点でも大きなアドバンテージだった思うんですが、どうして止めちゃったんだろう。こういうところでもソニーさん迷走しちゃってんのかな(笑)。

 さて、この機種、昨日あたりからぼちぼち使ってますが、まず気がつくのはネット接続のサクサク感。さすがにCDMA1 X WIN方式はだてじゃないという感じで、よーやく、ほんとうによーやく(笑)、携帯やカードの類でまずまずストレスない速度が味わえたという気がします。なにしろ、これまでのAirHにしろ、携帯にしろ、とにかく回線の速度が遅すぎました。受け止め方に個人差はあると思いますが、パソコン上で光やCTでつながった高速な環境を当たり前のように享受している人間にとっては、ウェッブコンテンツの小さな画面の閲覧やちょっとした登録をしたいだけなのに、アナログモデム時代を彷彿とさせる遅さは、なんか納得しがたいものがありましたから.....。しかし、このくらいにサクサク動いてくれれば、路線検索でも、ちょっとした調べ物でも使ってみようかなという気にはなりました。これは個人的には画期的なことです(って気がつくの遅いか-笑)。あと、機種そのものも前に比べてかなり性能上がっているようで、画面の切り替えとかけっこう早いし、GUIも洗練され、日本語変換システムも細かいところで変更加えられていて、そこそこ使いやすくなっているあたりもポイント高いです。

 モバイルSuicaとかEdyとかは現在手続き中なもんで、使い勝手はよく分かりません。こちらの方はいずれ改めて書いてみようかと思ってますが、まぁ、なにはともあれ、この機種は速度ですね。それに尽きます。

 

■ ソニエリ 3台目 1402S (2004/05~)

■ ソニエリ 2台目 3014S (2003/01~)

■ ソニエリ1台目 C406 (2001/04~)

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私の愛機 [10] STAX SR-Σ Pro (EarSpeaker)

2006年01月26日 17時21分15秒 | PC+AUDIO
 私が使うヘッドフォンといえば、大抵は前に書いたLambda Nova Signatureとなる訳ですが、たまにクラシックを音場感を重視して楽しみたいなどと思った時に決まって登場するのが、このSR-Σです。昨年の3月にLambda Nova Signatureのことを書いた時に、SR-ΣPROを称して「伝説的な籠型のデザインで、音が前方から聴こえる!」なども書かせてもらいましたが、まさにその通りでして、前方から音が聴こえるという、ヘッドフォンとしては常識を超えるワン・アンド・オンリーな世界を実現したのがこれなんですね。

 ただし、小さな牛乳パックはあろうかという巨大なユニットは確かに異様です。両耳くつけている様をたまに鏡で見たりすると、レトロな宇宙人でも見ているようで情けない気分になったりしますが(笑)、この異様な構造のおかげで、発声ユニットが耳の被さる形ではなく、その前方に配置できた訳です。頭のどまんなかで音像が形成されるような、いわゆる頭内定位が発生しないヘッドフォンはいろいろ試みられているようですが、おそらく構造的にもこのヘッドフォンが正解に近かったんじゃないでしょうかね。もちろん頭内定位が完全になくなる訳ではありませんし、音圧も低めですからあまりロックだのジャズだのを聴くには向きませんが、とにもかくにも前方から音が聴こえるというのは偉大です。

 間接音が豊富に収録されたクラシックのホールトーン豊かなオーケストラ物や室内楽などは、ヘッドフォンで聴くと妙な違和感を感じるものですが、SR-Σでならスピーカーにそこそこ近い雰囲気で音楽を楽しむことができます。きっとホールの空気感のようなものを構造上、上手に伝えることができるんでしょうが、夜間などスピーカーでもって大音量を鳴らせない時はほんとうに助かります。実はこれ、昨年1月にオークションで購入し、その後メンテなどもしましたから、中古とはいえ3万円くらいかけて入手したことになります。定価は確か4万近くしましたから、まぁ、安く買えた方ではないでしょうか。ともあれ、スタックス社はこれの後続を機種を目下のところ発売していないので、これからも大事に使おうと思っています。
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はがきスタジオ 2006

2005年12月29日 23時17分12秒 | PC+AUDIO
 師走になると頭を悩ますのが年賀状という代物。僕は子供の頃から年末に忙しい時期に年賀状をつくる習慣というのがなんとも納得できなくて、「年賀状って、本来、正月のゆったりとした気分の中で、遠方の人に思いを馳せつつ、筆をたしなめるもんでしょう?」などと毎年、マジで思ったりもするのである。きっと大昔は本当にそういうもんだったのかもしれないが、本当に正月にゆっくりするために、こういう作業を前倒しするようになったのは、いったいいつ頃からなんだろうか。

 さて、毛筆はいわずもがなで、鉛筆、ボールペン、万年筆、サインペンとほとんどオールラウンドに字がへたくそな私にとっては、20年前に登場したワープロというハード(ソフトか-笑)は天の恵みのような代物だったが、10年前くらいからぼちぼち登場しはじめたあまたのハガキ作成ソフトというのも、とてもありがたいものだった。住所録から文面管理まで専用ソフトで一元管理できるのはとても便利であり、毎年この時期になると欠かさず使ってはいる。ただ、その便利さ故にこの10年間年に一度は必ず使ってはいるものの、どうも満足できるものに出会っていないというのが正直なところだ。とにかく、レイアウト画面の管理とにしても、住所録の機能にしてもほとんど痒いところに手が届かないという感じなのである。
 これがほとんど毎日欠かさずに使うというのなら、こちらが馴れてしまうという手もあるのだが、ハガキ作成ソフトの場合、概ね年末年始の各一週間くらいしか毎年使わないから、体で覚えてしまうというところまでいかないのが切ないところではある。毎年そうなのだが、「あぁ、あと一週間もつかえば、かなり習熟できるな」というところで終わってしまう。そしてその約1年後には、「えっと、あれはどうするんだっけ?」と思いながら、年末年始を過ごし、再び同じことを考える至るという訳なのだ。

 で、このハガキ作成ソフトだが、私は長年Macユーザーだったので「宛名職人」というソフトを長いこと使っていたのだが、ここ数年Windowsに切り替えてから「筆まめ」だの「筆王」といったソフトも使ってみたが、機能満載なのはわかるが、機能をあとから追加してインターフェイスがやたらゴテゴテしていて、何がどこにあるのかさっぱりわからないし、動作が遅いのに閉口して、すぐに放り投げてしまった。仕方ないので、ここ数年はWindows版の「宛名職人」を使ったりしていたのだが、これも前記のような理由で決して満足していた訳ではない。そんな折、ひょんなきっかけで昨年末に使いはじめたのが、マイクロソフト社製の「はがきスタジオ2005」というソフトであった。マイクロソフト社ということで、機能てんこ盛りでコテコテなソフトだろうと思っていたのだが、これが予想以上によかったのである。後発だけあって、相当に研究したのだろう。年賀状に必要と思われる機能を拡張していくのではなく、思い切って絞り込んでユーザーを混乱させないように配慮している点がまずは好感がもてたし、レイアウトした画面をいちいち保存することなく、下のペインに並べで、すぐに印刷画面ですぐにプリントアウトきるようになっている点なども、「おぉ、これだこれだ」という感じで膝をうった。また、毎日使っているWordやEXCEL等にそれなりに近づけたインターフェイスというのも馴染みやすいのである(もう少しMS Office同等なインターフェイスならもっと良いが)。

 そんな訳で、今年も年賀状作りは「はがきスタジオ2006」でやった。今回のバージョンは、マジカル・ウィザードというのが売りらしいが、個人的にはこんなものどうでもよく、ひたすら洗練されたシンプルさを追求している点がうれしい。とりあえず60枚ほど作ってみたが、ほとんど悩まずに必要な機能にアクセスできる点はなかなかのものだし、動作もそこそこ軽快で、ストレスなく作業できた。うーむ、あくまでも個人的には....だが、「はがきスタジオ」というソフト、ハガキ作成ソフトのベストである。
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電線病の記録(MIT Magnum S3 ic)

2005年11月17日 23時03分15秒 | PC+AUDIO
 主要電源ケーブルをほぼ全てMagnum化したオレは我がシステムの音に満足していた。しかし、時折り地の底からきこえてくるのが、「オラ、オラ、インタコが全てShotgunじゃんか」という悪魔の囁き。くぉ~、こうなったらと、試しに1本、MagnumのRCAにトライしてみる。なにしろ、オレは今、青春の記念を売っている最中だから、金はあるのだ(笑)。購入したのは、Magnum M3ic、定価117,000円の代物だ。これを定価126,000円のヘッドフォン・アンプにつなげるてみようというのだから、考えてみなくとも、かなりの暴挙ではある。とまぁ、やれ、これの定価がいくら!だと安く買ったクセして(笑)、自慢しても仕方がない。ともあれ、音を聴いてみる。

 くぉ~、さすがにMagnum!予想通りの低音の沈む具合。重くも軽快でもなく調度良いタイトさだ。このさじ加減が絶妙、いかにもオレの好みにあってるんだよなぁ。次、これも予想通りなのだが、音がきわめて繊細、Shotgunのような割とロック向きな、鋭角的な音が心持ち丸まって、サックスの高い音などがヒステリックに響かず、極めてアコスティックな響きに変貌するのはさすがだ。この響きを瀟洒と呼ばずに、どんな響きが瀟洒だというのか。
 で、こんな瀟洒の音で聴くWINKはサイコーだ(おいおい-笑)。WINKの音楽は森高千里と並んで、90年代歌謡曲の最高峰だが、あのニッポン歌謡曲特有のもうこれ以上にないくらいに緻密でチープな賑々しさが、Magnumでは満喫できるのだ。Shotgunの場合、「128トラックを埋め尽くしたアレンジはこうだ、聴け!」って感じだけど、Magnumだと「128トラックを埋め尽くした音楽的意味はこうです」みたいに音楽的に表現してくれるって感じなんだよなぁ。意味はなくとも、意味ありげに聴かせてくれるといったらいいか。次はいよいよ、MG M1 Proline行きます(げっ)。ってな訳で、私のMITワールド第2期のはじまり、はじまり。


※ 去年の今頃(2004/10/26)、プリとヘッドフォン・アンプをShotgun S2 icから、Magnum S3 icというケーブルを取り替えたのを際、音の良さに感激して当時参加していた掲示板書いた駄文、今、読むと異様に盛り上がってます、まさに病気でありました(笑)。
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私の愛機 [9] BOSE AM-10III(Multi ch Speaker)

2005年11月09日 19時45分41秒 | PC+AUDIO
 前回紹介したAVアンプにつなげているスピーカーです。厳密にいうと、ヤマハのAVアンプは、フロント・プレゼンス用ということで、前方に更にもう2chする仕様になっていて、私はそれ用に同じBOSEの161Bというスピーカーを2本つないでいますから、合計7+1chということになります。本来の希望としては、B&WあたりのAV用スピーカーを使ってみたいという気持ちがあったのですが、いかんせん、うちの狭苦しい部屋にはメインのJBLが鎮座している段階で、既にスペース的に限界なので、妥協の産物としてBOSEお得意のサテライト型の省スペース・スピーカーの登場と相成ったワケです。まぁ、一般の感覚からいえばこれでも充分に高価なスピーカーだと思いますが、いかんせんメインのセットに金をかけすぎたため、AV用システムといえども、それなりに鳴って欲しいと思ってしまうんですね。人間の欲望とは果てしないものです(笑)。

 さて、このBOSEのスピーカーですが、ご存じのとおりサテライト型スピーカー5本とスーパー・ウーファーという組み合わせて、牛乳パックくらいの大きさのサテライト・スピーカはJBLの上、テレビの上、部屋の後方の天上からという配置でセッティングしてあります。こちらは非常に小さいのでスペース的にはなんなく収まったワケですが、スーパー・ウーファーの置き場所がない....あれこれ試したあげて、結局JBLの左chの前におくことになりました。メーカーによれば低音は指向性がないので、部屋のどこに置いてかまわないとのことだったので、後方に空きスペースに最初置いたのですが、これで聴いてみると、やはり低音だけ後ろから聴こえてくるんですね。これはやはりとても気持ち悪い。そいうワケで前方に移動させたのです。

 こうしてセッティングされたAM-10IIIですが、このくらいクラスだとやはりレンジが狭いです。あまりワイドレンジなソースをかけると、がっかりしたりもしますが、比較的ナロー気味な録音のジャズとかロックをかけると、俄然活き活きしてきて、豪快かつスカっとした小気味よい音で鳴るのは、いかにもBOSEという感じで楽しいところですか。また、映画やゲームなどのもともと圧縮された音については、ある種の舶来物っぽい生々しさと共に臨場感ある音を楽しませてくれます。
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私の愛機 [8] YAMAHA AZ-1(AV-Amp)

2005年10月23日 20時41分12秒 | PC+AUDIO
 2003年末に購入したAVアンプで、映画やゲーム、あとマルチチャンネル系のオーディオ・ソースを楽しむ時に利用しているものです。自宅でマルチチャンネルを構築したのは2003年の夏で、その時はアンプとして同じヤマハのDSP-AZ2を10万くらいで購入したのですが、当ブログでも度々とりあげているとおり、日頃使っているピュア・オーディオのシステムが一般的にいえばかなりのグレードだったため、それと比べると音質的にどうしても貧弱に感じてしまい、せめてもうワンクラスの音が欲しいとの思いから、わずか数ヶ月でDSP-AZ2をDSP-AZ1リプレースしました。当時のヤマハのAVアンプはDSP-Z9という超弩級のフラッグシップ機をリリースした直後で、先代にあたるこのDSP-AZ1は定価のほぼ半額15万で販売されたのを見逃さずに購入したものです。DSP-AZ2は5万くらいで下取りしてもらったので、差額10万、けっこういい買い物でした。

 一聴した印象としては、DSP-AZ2に比べ音の透明感や低域の駆動能力がぐっと高まり、さすがにフラッグシップ機は違うというものでした。価格的にDSP-AZ1はDSP-AZ2の倍近い設定がされていますが、音質はそれ以上の差があったと思います。自分が使っているピュア・オーディオのシステムと比べてどうのこうといえるようなものではないとしても、10万台前半のプリメインくらいのグレードはあるんじゃないですかね。相変わらず、繊細でスタティックないかにもヤマハらしい音で、これなら音楽でも1時間も聴いていれば、不満は感じなくなるレベルですかね。
 おまけに....というか、こちらがメインでしょうが、DSPを使った各種残響効果(各種ホール、スタジオ等)をつけて音楽を聴くのは雰囲気があってけっこう楽しいです。個人的にこの種のデジタル・シグナル・プロセッサーを使って音楽を聴くというのは、昔シンセをいじくっていた頃からやってますが、あれこれ残響のパラメータいじくったりするとけっこうハマりまったりするんですよね。あと映画に関していうと、ほとんど文句なしのグレード。映画の音というのは独特なデフォルメ感をともなった音なので、これだけの再生クウォリティあれば十分でしょう。これ以上音質を向上させるなら、むしろ貧弱なTVをなんとかしろってことになってしまう。

 そんな訳で、あれこれ書いているうちに、そろそろDSP-Z9の後継機種の出る頃だし、値下がってたら....などと思い立って、ネットで調べてみたら31万円、まだまだ高くて手がでません(笑)。
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私の愛機 [7] ACUSTIC REVIVE RTP-6(Tap)

2005年09月20日 23時33分30秒 | PC+AUDIO
 電源タップでも音はかわります。うちでは今年の初め頃、それまで使っていたYTP-6をRTP-6にリプレースしましたが、以下はその時の印象を某掲示板で書いたものを多少改変したものです。

 これまで数年間愛用していた電源タップYTP-6をRTP-6にリプレース。さっそく聴いてみたが、そもそも同じメーカーだから出方としてはけっこう似ている感じ。一応、オヤイデだのサエクだのの自宅の残っているタップをこの際だからと持ち出してきて比較したんだけど、アコリバはどちらも共通して、聴感上のSN比か上がり、同時にシャープで高解像度な音になるような特徴があると思う。
 ただ、RTP-6の方は3kgという物量を投じたアルミのシールドと重量が効いているせいなのかどうか、YTP-6と比べても、一聴してシンバル類の抜けが良くなり、全くといっていいほど歪み感がなくなるのが印象的。後、もう少しハイスピードでソリッドな質感かとも予想していたのだけど、そのあたりは意外にも美音系というかエレガントな音を出して来たのは、うれしい誤算。ヴォーカルなど極めてナチュラルだし、低い方もけっこう量感が出て安定感も増す....という感じですかね。(2005/1/15)

 購入したRTPは2台、新版のRTP-6evolutionとオリジナル版のRTP-6です。2台とも新しいevolutionでないのは、買ったのがオークションだったから、人気の高いRTPはオークションでかなり高値がつくので、どっちで出たら入札に参加はしたんだけど、ゲットできない状況が続いたので、とりあえずRTPであればどっちでも良かったという感じ。
 これをデジ・アナ分離で6evolutionをアナログ、オリジナル版をデジタルにして使ってますけど、デジ・アナ分離の効果というのは、まぁ精神安定剤ていどでしょうか。そんなに劇的な効果はないです。パワー・アンプは壁コンから直付けした方が良いというセオリーがありますが、うちの場合タップにつなげかえる方が、すっきりとした整った音に感じるので、このところパワー・アンプもタップか給電してます。
 ちなみに、これまで使っていたYTPは細長く軽いんで、MITのような堅いケーブルをあれこれ刺すと転倒して精神衛生上あまりいい気がしなかったんですが、RTPは四角い箱で重量も安定性それだけでもいいです。ついでに書くとRTPのオリジナルの方はevolutionのようにスパイクないので、なんか寂しくなってインシュレータのかわりに、フラットタイプのバーベルの錘を2個、ブチルでダンプした上での底面にくっつけて強化版にしました(外見的にもなかなかカッコ良いぞ)。トータル5kg!。安定度抜群です。Magunum6本さしても微動だにしません。ざまぁみろって感じ(笑)。(2005/1/18)
コメント (8)
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