市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

キーワードは「連携」  市原市認知症対策連絡協議会、発足!

2013-04-28 | 高齢者
今日は、五井会館にて「市原市認知症対策連絡協議会」の設立総会があり、私も出席しました。



会の発起人でもある、会長の小沢先生(千葉労災病院リハビリテーション科・脳外科)。


市原市の高齢化率(65歳以上の人口の割合)は、23%を超えました。それに伴って、認知症の患者さんも急増し、医療あるいは介護事業者など、いわゆる認知症患者に向き合う専門機関の能力の限界が見え始めています。
この会は、そんな危機感を持った現場の人々が発起人になって立ち上げられました。
医療、行政、福祉、民間、市民など、それぞれの立場の人々が同じ土俵に立って互いに情報を共有し、連携しあうことで、認知症になっても安心して暮らせる地域を目指します。

総会の後は、袖ケ浦さつき台病院 認知症疾患医療センター長 細井先生の記念講演、
「認知症の地域連携」

そのほか、それぞれの立場で市原市の現状を語る、シンポジウムも開かれました。


私は、以前勤めていた病院のつながりから、この会の発足の動きを以前から聞いていたので、この日が訪れることを、ずっと心待ちにしていました。
課題は山積みですが、ともかく市原市でも、認知症における地域連携の第1歩を、市民の力で踏み出すことができたのは、とても喜ばしいことです。

事務局は千葉労災病院内。会費は無料で、目的に賛同される方ならだれでも会員になることができます。
一人でも多くの市民の間で、この問題が共有されることを願っています。

潜入!エネルギーセンター

2013-04-28 | お知らせ
昨日行われた「災害に強い市原のまちづくりに関する調査特別委員会」。
会議の後、皆で市役所本庁舎の地下にあるエネルギーセンターを視察しました。

エネルギーセンターって何?そんなのあったの?という感じですが・・・。

市役所に来られたことのある方は、写真の場所がお分かりでしょうか。
ここ、地下の駐車場のあたりです。トビラは、自転車が駐車している場所の奥にありました。


中は、こんな感じ。広い!

それもそのはず、ここで、本庁舎、消防庁舎、議会棟、おまけに市民会館まで、
すべてのエネルギーの供給を行っているのです。

奥の別室には非常用電源が。動力は重油です。


「重油の備蓄は、どれくらいあるの?」と聞いてみました。
答えは・・・、たったの十数時間分なのだそうです(^_^;)



市原市は、現在の庁舎の低い耐震性と老朽化の緊急対策として、現在の敷地内に新たに防災棟を建てるという方向性が決定されました。
しかし、危ないのは庁舎の建物だけでなく、このエネルギーセンター自体も能力が限界に来ていて、こちらも早急に対策を取らなければならないとの説明を受けました。


私は、説明を聞きながら、可能ならば、防災棟のエネルギー供給源はここと切り離して別に確保した方がいいと感じました。
心臓部は、複数あった方がいいと思うのです。
一つやられたら全てダメになるという現在のシステムは、とても不安です。

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング