市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

ハコモノがあなたのまちを脅かす

2013-03-21 | お知らせ
講演会のお知らせです(^^)

4月20日(土)13時半より、県議山本友子主催で講演会『ハコモノが市の財政を脅かす』を企画しました。ちょっとコワいタイトルですが(笑)

昨年末に起きた築35年の中央道笹子トンネルの崩落事故は、衝撃的でした。
私も信州への里帰りの折に頻繁に利用していたので、報道に接した時は背筋が凍る思いでした。

高度経済成長期に集中整備された全国の公共施設の多くが老朽化し始めています。
莫大な維持管理費に加え、近い将来、これらを一斉に更新する時期がやってきます。
道路や上下水道などのライフラインは簡単に減らすことはできませんが、
私たちは人口減少社会とそれに伴う財政難の中、作りすぎたハコモノを持て余している状態なのです。
夕張市が財政破たんした理由はハコモノの重みに耐えきれなかったためですが、日本全国どの自治体も、他人ごとではありません。

しかし、多くの自治体では危機感を抱きながらも問題を先送りし、手をこまねいている状態です。
そんな中、神奈川県秦野市は、全国に先駆けてハコモノ削減をスタートさせました。
今回、秦野市の担当職員、志村高史氏をお招きし、その具体的な取り組みのお話を伺います。

実は、
私は1月に新宿の婦選会館で行われた研修会でこの秦野市の志村氏の講演を聞き、
それがきっかけでこの3月議会の一般質問でこの問題を取り上げました。
秦野市は現在、この公共施設再配置問題で全国自治体から熱い視線を浴びており、行政視察が殺到して「秦野詣で」状態なのだそうです。
今月発売された「週刊ダイヤモンド」にも、秦野市と志村氏の記事が特集で掲載されました。

良い機会ですので、ぜひ県内各地大勢のご参加をお待ちしています。
次世代に負担を押し付けないためにも、
議員、行政職員、市民、皆で一緒にこの問題を考えたいと思います。

志村氏の話術はとてもすばらしく、私もとても引き込まれました。
講演内容に関心がない方でも十分興味をひかれること請け合いです(^^)/

日時:4月20日(土)13時半~15時半
場所:サンプラザ市原 1階iスペース (五井駅西口直結 徒歩1分)
講師:志村 高史氏
    【秦野市政策部公共施設再配置課 課長補佐(兼教育部教育総務課複合施設計画担当主幹)】
    【地方自治体公民連携研究財団 客員研究員】

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